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ヨガはインナーマッスルを鍛え、身体の内側から美しさを引き出す効果があるといわれています。一方、筋トレはアウターマッスルを鍛え、メリハリのあるボディラインを目指すことができます。どちらも得られる効果が異なるため、目的に応じて日々の生活に取り入れたり、組み合わせたりすることが大切です。
本記事では、ヨガと筋トレの違いを解説するとともに、ヨガと筋トレを組み合わせるメリットやヨガと筋トレの組み合わせを継続するポイントなどを解説します。
ヨガと筋トレの違いとは?
ヨガと筋トレは、効果や目的、アプローチできる筋肉、運動量などの違いがあります。ヨガは、呼吸と瞑想を組み合わせたエクササイズであり、心身のリラックスや柔軟性の向上、体幹の強化などを目的としています。一方、筋トレは、筋肉に負荷をかけるトレーニングであり、筋力アップや基礎代謝の向上、ボディメイクなどを目的としています。
ヨガは、インナーマッスルを鍛えることで身体の内側から整え、筋トレは、アウターマッスルを鍛えることで見た目に変化をもたらします。
下記は、ヨガと筋トレの違いを比較した表です。
ヨガ | 筋トレ | |
---|---|---|
鍛える筋肉 | インナーマッスル | アウターマッスル |
目的 | ・精神統一やリラクゼーション ・体幹や姿勢の改善 ・内臓の調整 など |
・筋肉量の増加 ・基礎代謝の向上 ・ボディメイク・ダイエット など |
効果 | ・血行やリンパの流れを促進し、老廃物や水分の排出を助ける ・リラックス ・身体の柔軟性の向上 など |
・筋肉と骨を強くする ・骨密度を増やす など |
適している人 | ・ストレスを軽減したい人 ・身体が凝り固まっている人 ・激しい運動が苦手な人 ・しなやかなボディを目指す人など |
・体型にコンプレックスを抱いている人 ・運動不足を軽減したい人 ・メンタルの強化を図りたい人 など |
また、ヨガと筋トレを併用することで、相乗効果を生み、それぞれの効果を高めることもできます。
ヨガと筋トレを組み合わせることで得られる効果
ヨガと筋トレは、単体ではなく、組み合わせることで相乗効果が生まれます。ここでは、ヨガと筋トレを組み合わせることで得られる、次の7つの効果について解説します。
- 柔軟性と筋力のバランスが取れる
- 筋肉や関節の可動域が広がる
- 凝り固まった血流や筋肉が緩まる
- 体幹が強化される
- 脂肪の燃焼が高まる
- 心と身体のバランスが整う
- 理想のボディメイクに近づける
柔軟性と筋力のバランスが取れる
ヨガは柔軟性を高め、筋トレは筋力を高める動作が主となります。そのため、両方を組み合わせることで、柔軟性と筋力のバランスが取れた、しなやかで強靭な身体を体現できるでしょう。両方の利点をうまく取り入れることで、相互作用が生まれどちらの運動に対しても効果を感じやすくなります。
たとえば、ヨガによって柔軟性が高まると、スクワットやデッドリフトなどの筋トレで可動域が広がり、筋肉を効果的に動かせるようになったり、筋トレの際に怪我をしにくくなったりするでしょう。
また、筋トレによって筋力を増強することで、ダウンドッグやコブラなどのヨガのポーズで、身体をしっかりと支えられるようになります。
筋肉や関節の可動域が広がる
ヨガのストレッチ効果と筋トレの筋力アップ効果により、筋肉や関節の可動域が広がることも期待できます。可動域が広がると日常生活での動作が楽になるだけでなく、スポーツのパフォーマンス向上にもつながります。たとえば、肩関節の可動域が広がれば、野球のピッチングやテニスのサーブなどの動作がスムーズになるでしょう。また、股関節の可動域が広がれば、サッカーのシュートやバスケットボールのジャンプなどの動きがよりダイナミックになります。
加えて、可動域が広がると、怪我の予防にもつながります。関節の可動域が狭いと、特定の動作で関節に負担がかかり、怪我をしやすくなりますが、ヨガと筋トレを上手に組み合わせ、股関節や筋肉の可動域を広げることで関節にかかる負担が分散され、怪我のリスクを軽減できるでしょう。
凝り固まった血流や筋肉が緩まる
ヨガの呼吸法やストレッチにより、凝り固まった血流や筋肉が緩まります。筋トレ前後にヨガを行えば、筋肉が緩んだ状態や血行が促進された状態で筋トレに取り組めるようになるため、筋トレの効果を高められるでしょう。
また、運動後の筋肉痛は筋肉の炎症によって起こりますが、筋トレ前後にヨガをしておけば、筋肉の炎症を抑えられ筋肉痛を軽減できます。
体幹が強化される
ヨガと筋トレは、どちらにも体幹を強化する効果があります。体幹が強化されると、姿勢が良くなり、身体の軸が安定します。日常生活での動作がスムーズになるだけでなく、内臓機能の向上にも寄与することが期待できます。
一方、体幹が弱いと、猫背になりやすくなったり、転倒しやすくなったりします。場合によっては内臓が圧迫され、消化不良や便秘などを引き起こす懸念もあります。
ヨガと筋トレそれぞれの利点を組み合わせることで、体幹を効率的に強化できるでしょう。
脂肪の燃焼が高まる
筋トレとヨガを組み合わせることで、効率的に体脂肪を減らし、理想の体型に近づけるようになります。筋トレで筋肉量が増えると、基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすい身体になります。また、筋肉量が増えると、リバウンドしにくくなります。さらに、ヨガの有酸素運動効果が加われば、脂肪燃焼効果を一層高められるでしょう。
ヨガによって一時的に体重を減っても、筋肉量が少ないと基礎代謝が低いままの状態であるため、リバウンドする恐れがあります。その点、筋トレで筋肉量を増やしておけば、基礎代謝が高まりリバウンドしにくくなるでしょう。
心と身体のバランスが整う
ヨガの瞑想や呼吸法は、心身のリラックス効果をもたらします。一方、筋トレは、脳内ホルモンのセロトニンやドーパミンの分泌を促してくれるといわれており、筋トレに励むことで達成感や爽快感を与え、前向きな気持ちになったりストレスが解消されたりするでしょう。ヨガと筋トレを組み合わせることで、心と身体のバランスが整い、ストレスへの耐性も強化されます。毎日を前向きな気持ちで過ごせるようになるでしょう。
理想のボディメイクに近づける
ヨガと筋トレは、それぞれ異なるアプローチで理想のボディメイクをサポートします。ヨガは、身体のラインを整え、しなやかで美しい姿勢を作ります。一方、筋トレは、メリハリのあるボディラインを作り、理想のプロポーションを形作ります。
両方を組み合わせることで、より効率的に理想のボディメイクを実現できるでしょう。
また、ヨガと筋トレを組み合わせることで、部分痩せも可能になります。たとえば、ヨガでインナーマッスルを鍛えお腹周りを引き締めたり、筋トレでアウターマッスルを鍛えヒップアップを目指したりなど、より理想に近いボディラインに近づけるでしょう。
ヨガと筋トレの組み合わせを継続する3つのポイント
ヨガと筋トレを組み合わせることで、様々なメリットが得られますが、継続することが大切です。本章では、継続するために意識したいポイントを次の3つに絞り解説します。
- どちらかもしくは両方を自宅で行う
- ヨガと筋トレの両方ができるスタジオを選ぶ
- 無理をしない
どちらかもしくは両方を自宅で行う
ヨガも筋トレも、オンラインレッスンや動画コンテンツを活用すれば、スタジオに通わなくても、自宅で本格的なトレーニングが可能になります。自宅でのトレーニングやエクササイズは、時間や場所を選ばず、自分のペースで続けられるため、忙しい人や運動が苦手な人にもおすすめです。たとえば、起床後や寝る前にヨガに取り組み、日中や仕事帰りに筋トレに励むなど、ルーティン化すれば、自宅でも無理なくヨガと筋トレを継続できるでしょう。
さらに、自宅でトレーニングやエクササイズに励むことにより、スタジオに通う費用を抑えられます。費用がかからず場所も問わないことから、未経験者でも気軽に始められるでしょう。
ヨガと筋トレの両方ができるスタジオを選ぶ
自分一人だと継続できない人やトレーナーから直接指導を受けたい人は、ヨガと筋トレどちらにも対応したスタジオを探してみましょう。一つのスタジオで両方のトレーニングを受けられるため、効率的に通うことができます。また、レッスン費用も抑えられるでしょう。
大手ジムスタジオなどでは、スタジオレッスンにヨガが組み込まれているケースが多く、ヨガと筋トレの両方に取り組める環境があります。
ヨガと筋トレどちらを始めるべきか迷っている人は、ぜひヨガと筋トレどちらにも対応したスタジオを探してみてください。
無理をしない
ヨガも筋トレも、無理をすると怪我の原因になりかねません。特に、運動初心者や体力に自信がない人は、無理のない範囲で始めることが大切です。最初は短い時間から始め、徐々に時間を増やしていくなど、自分のペースで進めましょう。ヨガの場合は、最初は15分程度の短い時間から始め、段階的に時間を増やしていきましょう。筋トレの場合は、軽いトレーニングから開始し、少しずつ負荷を増やしていくと良いでしょう。
また、体調が悪い時は、トレーニングを休むことも大切です。自身の声に耳を傾け、体調が芳しくない時は、無理せず休息を挟みましょう。
ヨガと筋トレにまつわる質問
ヨガと筋トレについて、よくある質問に回答します。ヨガと筋トレを組み合わせる時は、どっちを先にするべき?
一般的にはヨガを先に行い、その後筋トレに取り組む流れが理想といわれています。その理由として、先にヨガを行うことで前身の筋肉がほぐれ、関節や筋肉がスムーズに動くようになり、筋トレの効果を高められるからです。また、ヨガで身体を温め、筋肉をほぐしておけば、筋トレを行う際の怪我のリスクを軽減できます。
また、可能であれば、筋トレの後にもストレッチを兼ねて軽くヨガをしておくと、筋トレで収縮した筋肉をほぐしてくれるでしょう。
ただし、どちらを先に行う場合でも、ウォーミングアップとクールダウンを欠かさないことが大切です。ウォーミングアップで身体を温め、クールダウンで筋肉をほぐすことで、トレーニングやエクササイズの効果を高めつつ、怪我のリスクを減らせます。
ヨガと筋トレはどちらのほうが痩せる?
ヨガと筋トレは、どちらにもダイエット効果が期待できますが、それぞれアプローチが異なります。いずれも一定のダイエット効果が期待できますが、即効性を求めるのであれば、カロリー消費の多い筋トレを中心に行いましょう。ヨガは、インナーマッスルを鍛えるエクササイズであるため、身体の内側から整えることで、基礎代謝を高め脂肪燃焼を促進します。また、ヨガの呼吸法は、自律神経を整え、ストレスを軽減する効果があります。ストレスは、食欲を増進させる原因になるため、ストレスを軽減することで過食や暴食を防ぎ、結果的に体重が減少することもあるでしょう。
筋トレは、アウターマッスルを鍛えるトレーニングであり、筋肉量を増やすことに特化しています。アウターマッスルを鍛えることで、筋肉量が増加するとともに基礎代謝が高まり、結果的に脂肪燃焼が促進されます。
よりダイエット効果を実感したいと考えるのであれば、ヨガと筋トレを組み合わせることをおすすめします。
日々の筋トレにヨガを組み合わせることで、血行が促進される、身体の可動域が広がる、インナーマッスルが鍛えられるなど、筋トレの効果が一層高まるでしょう。
ヨガと筋トレの相乗効果を実感しよう!
ヨガと筋トレは、それぞれ異なる効果をもたらしますが、それぞれを目的に合わせて効果的に組み合わせることで相乗効果が期待できます。本記事で紹介したメリットや継続のコツを参考に、日々の生活にヨガと筋トレを取り入れてみてはいかがでしょうか。