最終更新日 2021.02.25

[オンラインレッスンの作り方]機材や教材の準備~開催まで

[オンラインレッスンの作り方]機材や教材の準備~開催まで

新型コロナウイルスの感染拡大により外出が制限され、よりいっそうオンラインレッスンを希望する声が増えています。「オンラインレッスンを始めたいけれど、どうしたらいい?」「どうやって作るの?」そのようなお悩みを持たれている先生がたも多いことでしょう。先生がたがスムーズにオンラインレッスンを開設できるよう、今日はその作り方をお伝えします。

1. オンラインレッスンの作り方

それでは、オンラインレッスンの作り方を詳しくご紹介していきますね。

1-1. 使用するツールを決定する

オンラインレッスンを始めるにあたり、生徒さんと繋がる手段としてYouTube、Zoom、Skype、LINE、Facebookなどさまざまなツールがありますが、導入が無料で、通話や接続の安定しているソフトをおすすめします。中でもZoomは難しい予備知識がなくてもスムーズにインストールでき、無料プランが用意されているため、とても人気の高いツールです。

オンラインレッスンのツールについて、詳しくはこちらの記事にまとめてあります
オンラインレッスンのやり方や準備方法とZoom等のおすすめアプリ
オンラインレッスンにおすすめアプリ・Webサービス7選を比較

1-2. レッスン内容と流れを確認

オンラインレッスンでは、対面で行っていた授業の内容や流れを、オンラインという制約があってもきちんと伝わるように再構築することが重要です。生徒さんの目線で改めて見直しておきましょう。

【レッスンの種別】
また一口にオンラインレッスンといっても、様々な作り方があります。どの方法のレッスンにするか検討しましょう。複数回のレッスンが開講可能な場合、教材などがしっかり準備できている場合は、「通信講座」や「スクール」を開業してみるのもいいですね。

(1)セミナー、ワークショップ
先生と生徒さんが同じ時間帯にインターネットに繋がり、知識や技術を伝えるレッスンです。単発で終わるものが多いです。

(2)通信講座
資格講座や技術習得、認定など、少し高度な技術を伝える場合に必要となるレッスン。複数の講座で構成されています。先生側から一方的にレッスン内容を伝えるセミナーに対して、生徒側の学習の進捗状況やフィードバック、添削などが重視されます。

(3)オンライン講座・オンラインスクール
上記の通信講座と意味はほぼ同じですが、通信講座は「自宅で好きな時間に動画学習、課題提出はデータで」と、先生と直接相対しないことも多いのに対し、オンラインスクールはリアルタイムでの双方向性レッスンが多い印象があります。

1-3. 事前にお試し講座を開いておく

どのツールにおいても同様ですが、事前にお試しでのお教室を開いてみるなど、使い勝手や、使用する手順などを確認しておくことをおすすめします。そうすることで、カメラが起動しない!音声が入らない!などのトラブルに備えることもでき、安心してオンラインレッスンが開催できます。

1-4. お支払方法を確認する

銀行振込などの方法もありますが、PayPalなどのスマホ決済があると便利です。無料で決済システムを導入することができ、スマートフォン上で入金や決済の履歴も確認できるため、売り上げの管理も簡単です。

決済について、詳しくはこちらの記事にまとめてあります

1-5. オンラインレッスンの集客・告知を行う

オンラインレッスンの準備ができたら、SNSやホームページなどを通してオンラインレッスンの告知を行い、生徒さんの募集を開始しましょう。

集客について、詳しくはこちらの記事にまとめてあります

1-6. オンラインレッスン開催

それではいよいよ、オンラインレッスンのスタートです!授業終了後は実際にレッスンの様子をブログにアップしたり、生徒さんに感想や口コミを投稿したりしていただくことで、また新しい集客につながります。

2. オンラインレッスンには何が必要?

オンラインレッスンの作り方を考えるとき、どのような機材が必要になるか気になる先生も多いかと思います。スタート時は、必要最小限の機材をそろえシンプルにお教室を始められることをおすすめします。経費を安く抑えられることがオンラインレッスンの大きなメリットになりますし、一度オンラインレッスンを開催してみることで自分のレッスンに最適な機材が何なのか適切に判断することができます。

2-1. パソコン

スマートフォンやタブレット(iPadなど)でもオンラインレッスンは可能ですが、画面が大きく機能も豊富なため、パソコンを利用されている先生が多いです。本格的にオンラインレッスンを運用するのであればやはりパソコンを1台は持っておきましょう。

2-2. Webカメラ

パソコンやスマートフォンなどのように、本体に内蔵されているWebカメラがある場合はそのままレッスンを行うことが出来ます。カメラがついていない場合は、別途用意する必要があります。

2-3. インターネット接続回線

安定したインターネット接続環境が必要です。オンラインレッスンの際はできれば無線ではなく有線である方が、より会話の途切れがなく使用できます。

その他、広角カメラ、ヘッドセット、スピーカー、パソコン・スマホスタンドなどもあるとより便利です。しかしまずは最小限の必要機材で始められて、どうしても必要なものがあれば、買い足していくと良いのではないでしょうか。

オンラインレッスンの機材について、詳しくはこちらの記事にまとめてあります
オンラインレッスンにはどんな機材が必要?最小限〜おすすめ機材まで紹介
オンラインレッスンの始め方・準備する機材ややり方を解説

3. 終わりに

オンラインレッスンの基本的な作り方はご理解いただけましたでしょうか?
今後、時代の流れとともにオンラインレッスンの需要はさらに高くなっていくと思います。必要な機材や知識など、さまざまな準備や確認が必要になりますが、大丈夫です!
一通り、手順や流れが理解できたら、オンラインレッスンにトライしてみましょう。

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