最終更新日 2025.4.14

オンラインレッスンの集金・決済方法とシステムまとめ【2025年版】

オンラインレッスンの集金・決済方法とシステムまとめ【2022版】

オンラインレッスンを導入するにあたり、先生方のハードルとなるのが「決済方法」の問題。一見導入が難しそうですが、 現在では「たった数分」で導入できるほど便利かつ簡単なサービスが数多く登場しています。 自動で明細や記録が残ったりと、現金受け渡しにはない様々なメリットも。まずはどんなサービスがあるのか、概要を知っておきましょう!

1. オンラインレッスンで利用される集金方法一覧

オンラインレッスンを始めるにあたり、これまで対面のリアルなお教室で月謝やレッスン料金を受け取ってきた先生方は 「一切生徒さんと会わずにどうやってお金を受け取るの?」「何か難しい知識がいるのでは?」とお困りかもしれません。 今回は、そんな先生方の参考になるよう、現在オンラインレッスンでよく利用されている様々な集金方法についてご紹介いたします。

1-1. 銀行振込

オンラインレッスンでの集金と聞くと、オンライン決済を…!と思いがちですが、オーソドックスな銀行振込もおすすめ。 生徒さんとのやり取りの中で先生側の銀行口座と金額をお伝えするだけでよく、前金制にしておけば払い漏れもありません。 特に生徒さんが高齢でITに詳しくない方が多い場合は一番安全な方法です。

1-2. クレジットカード決済

オンライン上で決済まで一気に完了したい場合は、「現金」を介さないキャッシュレス決済を導入しましょう。 まず試して欲しいのはクレジットカード決済です。30代・40代以下の若い世代に関しては、高い確率でクレジットカードを所持しています。 こちらでクレジットカードが利用できる決済サービスを用意してお支払いしていただけば、銀行振込よりも楽に決済が完了します。

1-3. モバイル決済(バーコード決済・QRコード決済)

キャッシュレス決済の1つとして、近年急速に利用者を伸ばしているのが「PayPay」「LINE Pay」などに代表されるモバイル決済です。 スマートフォンと銀行口座、クレジットカードが連携しており、バーコードをお互いに読み取りあったり、リンクやIDを共有したりするだけで簡単に決済が完了します。 とても便利な決済サービスですが、クレジットカード決済に比べてまだ利用者は少ない傾向にあるので、ご自身の生徒さんが日頃利用しているかどうか必ず確認してから導入しましょう。

1-4. 手渡し

こちらはイレギュラーではありますが、生徒さんが近隣に住んでおり、かつオンライン決済などの導入が進まない場合に活用できる手段です。 長い時間を共有するレッスン自体はオンラインで開催しつつお支払いは直接手渡し、という先生もいるようです。 最初から最後までオンラインだと味気ない、やはり少しはリアルで会いたい、という場合には意外とおすすめかもしれません。

安全性 導入難易度 参考手数料 人気
銀行振り込み 100円~
クレジットカード 数%~
モバイル決済 数%~
手渡し × 0円 ×

2. オンライン決済導入の際の注意点

様々な決済方法をご紹介しましたが、オンラインレッスンを開催するならやはり「オンライン決済」を導入する方が、生徒さんにとってスムーズなレッスンを提供できます。 そこでオンライン決済を初めて導入する、という先生方へ注意するポイントをご紹介いたします。

オンライン決済導入の際の注意点

2-1. オンライン決済は前金制が一般的

通常、対面のレッスンではレッスン終了後に料金をいただくという事が一般的ですが、オンラインレッスンは前払いが一般的です。 オンラインレッスンでは、インターネットを通じて生徒さんと繋がってはいますが、生徒さん側から意図的に回線を切られてしまった場合はその生徒さんと再び繋がることができません。 最悪のケースでは、レッスンだけ受けてお支払いはしない、というリスクも考えられます。このような理由から、ご自身で集金される場合には、料金は前払いしてもらうのが安心です。 先に決済を行い、料金支払いが確認できた生徒さんだけをオンラインレッスンにお呼びするようにしましょう。

2-2. 単発レッスンと定期レッスンの違い

先生方のお教室には、どんなジャンルであれ単発レッスンと定期レッスンがあると思います。 対面で直接料金をいただく場合はその二つに大きな違いはありませんが、オンライン決済を利用するとなると注意が必要です。
決済システムやサービスの中には「定期決済」の仕組みがあるものとないものがあります。 ご自身のお教室に定期レッスンがあるという先生は、必ず定期決済の仕組みがあるかどうかを事前に確認しましょう。この記事でもご紹介する「趣味なびプラス」なら、月謝支払いにも都度集金にも対応していてオススメです。

3. オンラインレッスンにぴったりの決済システム

それでは最後に、実際に多くの先生方が使っていらっしゃる決済システムをいくつかご紹介いたします。

3-1. PayPal(ペイパル)

古参のオンライン決済サービスの1つで未だに全世界で根強い人気がある決済システムです。 導入手数料や月額利用料も無料なのでオンライン決済が初めてという方にも導入しやすく、 決済が発生するたびに売上金から引かれる「決済手数料」も他のクレジットカード決済より比較的安いのが魅力です。 こちらから決済リンクや決済ボタンを発行し、生徒さんからクレジットカード、もしくはPayPalを利用されている方はPayPal残高でお支払いいただく形になります。定期支払いにも対応しています。
URL:https://www.paypal.com/jp/home

3-2. ポータルサイトへの登録

ご自身で決済システムを導入するのが難しい場合、決済サービスが組み込んである生徒募集サイトなどに登録してみるのも1つの手です。 例えば『趣味なび』は、あらゆるジャンルのレッスンやお教室が登録できる学びのポータルサイトです。 お教室の情報やレッスンを登録しておけば、1つのサイトで生徒の集客と決済が一気に完了します。 クレジットカード決済の他、ソフトバンクまとめて支払い・auかんたん決済などのスマホ決済から支払い方法を選べるので生徒さんも使いやすいですね。

3-3. モバイル決済(PayPay、楽天ペイ、LINE Payなど)

もしITや新しいサービスに先生ご自身も生徒さんもあまり抵抗がないならぜひチャレンジしていただきたいのがモバイル決済です。 こちらも初期費用や月額利用料は無料。さらに期間限定で決済手数料も無料(2020年12月現在)。さらには支払った金額の一部が生徒さんにキャッシュバックされるキャンペーンも展開中です。
金額のやり取りも至ってシンプル。慣れれば先生側の決済リンクやQRコードの発行、生徒さん側のお支払いも数秒で完了します。

モバイル決済手数料 2022年10月

手数料
PayPay 1.6%~1.98%
楽天ペイ 3.24%~
LINE Pay 1.98%
au PAY 2.60%

※各キャンペーン等は省く

3-4. STORES 予約

たくさんのレッスンを管理している、先生が複数人いる、お教室の予約サイトを決済サービスと同時に整備したい、という方には「STORES 予約」がおすすめ。 予約カレンダーや振替予約、グループ予約などの機能もあり高性能。クレジットカードによるオンライン決済だけでなく月額課金・回数券などのサービスも提供しています。 ただしサイト構築のマンパワーが多少かかりますのでご注意を。
URL:https://stores.jp/reserve

3-5. 趣味なびプラス

教室運営をより効率化するためのツールとして、「趣味なびプラス」が2025年2月に登場しました。これは、趣味教室特化型の運営支援ツールで、月謝や入会金などの集金はもちろん、オフライン・オンライン各種レッスンの販売、動画販売、サブスクリプション販売など、多彩な機能を備えています。
全ての機能が無料から利用可能で、お教室の規模に合わせて選べるプランが用意されています。
こちらの記事で、詳細をご案内しているので合わせてご覧ください!
公式サイト:https://college.coeteco.jp/lp_shuminavi

4. 終わりに

オンライン決済と聞くとすごく難しく感じますが、実際にやってみると登録はとても簡単だったり、生徒さんはすでに日常生活で使いこなしていたりします。
特にこれからの時代、新規の生徒さん獲得などで差別化を図るときには強みとなり得るポイントですので、導入を検討してみるのがオススメです。
この機会にぜひご自身のお教室にあった決済方法を試してみてくださいね。

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