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絵心ゼロでも大丈夫。マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会の「宙を奏でる点描曼荼羅画」で変わる、日常とアートの関係

絵心ゼロでも大丈夫。マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会の「宙を奏でる点描曼荼羅画」で変わる、日常とアートの関係
  • 今回お話を伺った方
    • 一般社団法人マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会 代表理事

      やまだ まよ氏

      黒い紙に点で描く曼荼羅画との出会いをきっかけに、自ら試行錯誤を重ねながら「宙を奏でる点描曼荼羅画」を生み出す。2013年に講座をスタートし、2015年に一般社団法人マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会を設立。現在は、「宙を奏でる点描曼荼羅画」の魅力を伝えるとともに、講座や資格制度を通じた人材育成にも取り組んでいる。

「何か夢中になれる趣味がほしい」
「自分の手で、素敵な作品をつくってみたい」


そう思っていても、「絵は苦手だし、センスもないから……」と、アートを遠い存在に感じている方もいるのではないでしょうか。

そんな方にこそ知ってほしいのが、「宙を奏でる点描曼荼羅画」です。

ペンで一つひとつ点を重ねていくと、やがて浮かび上がるのは、思わず見入ってしまうほど繊細で美しい曼荼羅。

特別な絵心や才能がなくても始められ、描くことに集中する時間そのものを楽しめるのが魅力です。

学びを深めて資格を取得すれば、今度はその楽しさを誰かに伝える側を目指すこともできます。

今回は、「宙を奏でる点描曼荼羅画(略称:そらかなまんだら)」を伝える一般社団法人マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会の代表理事 やまだまよさんに、その魅力や楽しみ方、初心者でも始められる理由、さらに資格取得後に広がる可能性について伺いました。

一般社団法人マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会の代表理事 やまだまよさん

一般社団法人マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会 代表理事 やまだまよさん


「私にもできるかも」――そんな気持ちが芽生えたら、新しい趣味を始めるチャンスかもしれません。
 一般社団法人マンダラ・ユニヴァースクリエイター協会 公式サイトへ 

「宙を奏でる点描曼荼羅画」とは?

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品


――「宙を奏でる点描曼荼羅画(そらをかなでる てんびょうまんだらが)」とはどのようなものなのでしょうか。

やまださん:
黒い紙にペンで小さな点を重ねて、幾何学模様の曼荼羅を描くアートです。

私たちは、親しみを込めて「宙奏曼荼羅(そらかなまんだら)」と呼んでいます。

繊細な模様を見ると難しそうに感じるかもしれません。

しかし、コンパスや定規を使い一定のルールに沿って描いていくので、絵が不得意な方でも楽しめます。

描いても、眺めても。次々に見つかる模様のおもしろさ

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品


――「宙を奏でる点描曼荼羅画」の魅力についても教えていただけますか?

やまださん:
魅力の一つは、完成した時の驚きと喜びですかね。直感で形を重ねていく宙奏曼荼羅は、完成図を予測できません。

私自身、長く描いている今でも、完成するたびに「こんな姿になったんだ」と驚きます。

完成図を予測できないからこそ、毎回新しい喜びと驚きが得られるんです。

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品


とはいえ、対称性などの一定のルールはあります。

一定の決まりがあることで、作品の制作中に迷ったときにも手がかりを得やすく、そこから模様を自由に広げていけるのです。

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品たち

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品たち


作品のサイズは、3cm~90cm以上のものまでさまざまです。

私たちは、大きな作品を描き始めることを「旅に出る」と言っています。

形に導かれながら、まだ見たことのない景色に出会う旅ですね。眺めるときにも、発見があります。

色をのせた部分だけでなく、描かずに残した黒い部分も一つの形になっているんです。

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品


近くで見ていた時には気付かなかった模様が、少し離れると浮かび上がることもあります。

以前、大きな作品をオンラインで生徒さんに見せようと私の後ろに置いていたら、画面越しに眺めて初めて、全体が回転しているような流れに気付いたんです。

自分で描いたのに、それまでわかっていなかったんですよ。

描き終わってからも何度も違う表情に出会えるのが、宙奏曼荼羅のおもしろさだと思います。
 公式サイトで 宙奏曼荼羅画の効果を詳しく知る 

絵心がなくても大丈夫?初心者でも楽しめる理由

――絵が苦手な方でも「宙を奏でる点描曼荼羅画」を楽しめますか?

やまださん:
はい、もちろんです。

実際に講座にいらっしゃるのは、「絵が得意です」という方より、「自信はないけれど描いてみたい」方が多いんですよ。

「描きたい」という気持ちさえあれば問題ありません。

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品


私自身も絵を描くのがとても苦手で、フリーハンドで犬を描くとうなぎのようになってしまうほどです。

できるかどうかは、実際に試してみなければわかりません。

実際にやってみて「思ったより簡単だった」と感じる方もいれば、自分には合わなかったと感じる方もいます。

だからこそ、始める前に向き不向きを決めず、まずは「描いてみたい」という気持ちを大切にしていただけたらうれしいです。 

一般的な曼荼羅アートと違ってルールに沿って無限に楽しめる

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品


――一般的な曼荼羅アートと、協会の「宙を奏でる点描曼荼羅画」とは何が違うのでしょうか?

やまださん:
「宙を奏でる点描曼荼羅画」は、対称性をはじめとする一定のルールに沿って描いているため、描こうと思えば好きなだけ描けます。

ルールと聞くと窮屈に感じるかもしれませんが、むしろ逆なんです。

描き進めるための土台があるからこそ、その先の模様を自由に広げられるようになります。

実際に、他の点描曼荼羅を描いていた方が「ここから先に広げられない」と、私たちの講座を受けてくださったことがありました。

対面受講の様子

対面受講の様子


学んだ後には、「そういうことだったのか。だから自分の作品は広がらなかったんですね」と納得されていましたね。

また、最初から完成形を決めずに描くことも、「宙を奏でる点描曼荼羅画」の特徴の一つです。

対称性を保ちながらそのときの直感で形を重ねていくと、思いがけない模様が生まれます。

私自身も、完成して初めて「こんな姿になったんだ」と驚くことがあるんですよ。

「宙を奏でる点描曼荼羅画」を描く代表理事のやまださん

「宙を奏でる点描曼荼羅画」を描く代表理事のやまださん


決まった絵を再現するのではなく、ルールを手がかりに、まだ見たことのない形に出会っていく。

その楽しさを、より多くの方にぜひ味わっていただきたいですね。

「宙を奏でる点描曼荼羅画」はどのように生まれた?

​「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品​

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品


――マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会を設立した背景や、「宙を奏でる点描曼荼羅画」が誕生したきっかけについても教えてください。

やまださん:
講座を世に出したのは2013年、一般社団法人となったのは2015年です。

プラクティショナーの認定を受けた方は累計約650名で、現在は約250名が在籍しています。

私が曼荼羅画を始めたのは、知人の娘さんが黒い紙に丸い点描曼荼羅を描いているのを見て、その美しさに感動し、「私もその絵が欲しい」と思ったからでした。
でも手に入れる機会がなく、ずっと心に残ったのです。

数年後、「ひょっとしたら、絵が苦手な私でも、コンパスを使えば描けるかもしれない」と閃いて、見よう見まねで描き始めたところ、すっかり夢中になり、そこからオリジナルな技法へと発展してゆきました。

「宙を奏でる点描曼荼羅画」を描くやまだ代表理事

「宙を奏でる点描曼荼羅画」を描くやまだ代表理事


しかし、私が曼荼羅画を描き始めた当時、黒い紙に点で幾何学模様を描く現在のような点描曼荼羅は、ほとんど知られていませんでした。

当時は、黒い紙の上できれいに発色するペンも限られており、道具選びにも苦戦しました。

メタリックカラーや太いパステルカラーはありましたが、細かな点を打つには向いていなかったのです。

そこで、黒い紙をいつも持ち歩き、新しいペンを見つけるたびに試して曼荼羅画に適したボールペンを見つけ出していました。

描いた直後には色が見えなかったのに、3日ほど経つときれいに発色していたペンを見つけたこともあります。

紙も、黒ければなんでもよいわけではありません。

色を吸い込んでしまう黒もあれば、鮮やかに見せてくれる黒もあります。

このように、思い描く作品に近づけるには、描き方だけでなく、紙やペン選びもとても重要です。

そうしてさまざまな道具や技法を試し、失敗を重ねながらできあがったのが、「宙を奏でる点描曼荼羅画」です。

曼荼羅画を描き始めた当時は、私が手に入れたいと思った曼荼羅はどうやったら描けるのだろうと思いながらがむしゃらに描いていました。

その後、私の作品を見て「描き方を教えてほしい」「自分も人に教えたい」という方が出てきたため、講座や資格制度を整えました。

趣味から資格取得まで。自分に合った方法で学べる講座

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の講座説明

講座名 特徴 向いている人 料金
無料お試し講座 お試し受講 まずは試してみたい人 0円
ミニ点描体験会 講師によるミニ点描の体験会 まずは試してみたい人 500円〜2,500円
宙奏セルカラーリング体験会 点描の塗り絵体験会 まずは試してみたい人 2,000円〜4,000円
ファースト講座 道具選びから丁寧に、基礎からしっかりと学べる 点描曼荼羅画を始めてみたい人 16,500円(税込)
セカンド講座 ・基礎をもとに、さらなる「技法」を学べる
・作品として仕上げる手法を学べる
ファースト講座修了者 25,300円(税込)
プラクティショナー資格認定講座 ・体験会やファースト講座を開催できる
・宙奏曼荼羅として曼荼羅を販売することができる
セカンド講座修了者 63,800円(税込)
* 講座名をクリックすると詳細ページに飛びます

――「宙を奏でる点描曼荼羅画」を学べる講座についても詳しく教えていただけますか?

やまださん:
マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会では、プラクティショナーによっての違いはありますが、対面とオンライン、または動画で「宙を奏でる点描曼荼羅画」の講座を提供しています。

まずは全員「ファースト講座」から受けていただき、セカンド講座、資格認定講座へと段階的に進む形式です。

対面講座は、1日または前半と後半に分けて2日で受講していただきます。

対面講座の様子

対面講座の様子

対面講座の様子

対面講座の様子


ファースト講座は、講師と一緒にいくつかの練習作品を描きながら、基本の技術や考え方を身につけていける講座です。

動画講座は、すべての講座に対応しており、進捗表を使いながら自分の好きな時間に学べます。

動画講座の様子

動画講座の様子


動画講座であれば、わからない部分を見返しながら自分のペースで進めることが可能です。

受講開始から1年以内に学習と練習作品の提出を終えた方には、修了証をお渡ししています。

動画講座のよさは、一度の講座ですべてを覚えなければならないというプレッシャーがなく、自分のペースで繰り返し確認できる点でしょう。

動画講座を受講した方からは、「疑問に思ったことの答えが、次の内容にきちんと書かれていた」「細かく説明されていて、困ることがなかった」といった声をいただいています。

学び終えた後もテキストがあればいつでも再び描き始められるため、講座を受けた一度きりで終わるのではなく、長く手元に置いて活用してほしいと思っています。

「まずは自分に合うのか試してみたい」方向けに、「無料お試し講座」や「宙奏セルカラーリング体験会」もご用意していますので、ご自分に合う方法で始めてみてはいかがでしょうか。

宙奏セルカラーリングの作品

宙奏セルカラーリングの作品


――講座でこだわっている点はどこでしょうか。

やまださん:
テキストは、時代や学び方の変化に合わせ、先生方とともに更新を続けています。

使っていた道具が廃番になることもあれば、教えるなかで、よりわかりやすい方法が見つかることもあるからです。

また、初心者の方が「うまく描けない」とがっかりしてしまわないよう、道具選びも含めてお伝えしています。

紙やペンは、どれでも同じように描けるわけではありません。

黒い紙の上できれいに発色し、点を打ちやすい道具を選ぶことが大切です。

動画講座では、動画と対応するテキストを用意しており「一人でも学びやすい」教材を目指しています。

質問はFacebookのグループやメッセンジャー、メールなどで受け付けており、動画講座といえども疑問を解消しながら進められる環境だと思います。
 公式サイトからお申し込み 

向いているか向いていないかではなく、心が動くかどうかが大切

マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会の仲間たち

マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会の仲間たち


――マンダラ・ユニヴァース クリエイター協会の今後の展望についても教えていただけますか?

やまださん:
現在は、地域によって活動の広がり方に差があります。

今後は、地域を問わず描く人同士がもう少し密につながり、作品を発表したり交流したりできる場を増やしていきたいですね。

そして、もう一つの目標が海外への発信です。

現在は香港にも先生がいて、日本国内の展示会へ作品を出品してくださっています。

展覧会の様子

展覧会の様子


海外向けのYouTubeチャンネルも開設し、英語での発信も始めました。

日本で生まれ、先生方とともに育ててきた「宙を奏でる点描曼荼羅画」を、いつか世界中の方に楽しんでもらうこと。それが、私たちの次の目標です。

私一人で描いていたら、今のこの「宙を奏でる点描曼荼羅画」が自由に広がっていく景色を見ることはできませんでした。

私が考えた技法を先生方がそれぞれに深め、驚くほどすばらしい作品を生み出してくれていることを、とてもうれしく思っています。

――この記事の読者に向けてメッセージをお願いできますか?

やまださん:
作品を見た瞬間、「描いてみたい」と感じる方もいれば、自分には合わないと感じる方もいるでしょう。

私たちは、ときどき「この作品を描きたくなる種族がいる」と話しています。

向いているか、向いていないかではなく、心が動くかどうかなんです。

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品

「宙を奏でる点描曼荼羅画」の作品


もし作品を見て少しでも気になったのなら、私たちと一緒に点描曼荼羅画を描いてみませんか?

「絵が苦手だから」「根気がないから」と、やる前に諦める必要はありません。

私自身、絵が苦手だったからこそ、自分の手から美しい作品が生まれたときの喜びをより強く感じています。

直感は、自分の進む方向を教えてくれる道しるべです。

あなたの直感が「描いてみたい」と伝えているなら、その気持ちを大切に、一緒に点を打つことから始めてみませんか。
 公式サイトからお申し込み 
編集
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取材で印象に残ったのは、やまださんが曼荼羅画の楽しさや魅力を語る姿でした。

繊細な作品から想像していた大変さよりも、その先にある発見に夢中になる。

お話を聞くうちに、私も「自分で描いたら、どのような模様に出会えるのだろう」と興味が湧きました。

道具選びから丁寧に教え、教材の改善を重ねているのも、描く喜びを受講生に届けたいから。

「絵が苦手」という不安を抱えたままでも、学び始められる場所だと感じました。

作品を見て「描いてみたい」と心が動いたなら、まずはファースト講座の内容をのぞいてみませんか。

自分に合った受講方法を相談することからでも、新しい一歩は踏み出せます。

協会・スクールを運営している方へ


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WRITER

この記事を書いた人
鳥井美奈

鳥井美奈

元保育士のライターでわんぱく兄弟の母。趣味は広く浅く、今は日本酒、料理、自分磨きにハマっています。他にもスノボ・ゲーム・漫画・手芸など、やりたいことが多すぎて時間が足りません。教育からファッションまで、幅広い分野の執筆をしています。

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