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一般社団法人SCCが見据える未来とは?睡眠の専門家を“技術×ビジネス”の両輪で育て、日本の睡眠環境を整える

一般社団法人SCCが見据える未来とは?睡眠の専門家を“技術×ビジネス”の両輪で育て、日本の睡眠環境を整える
  • 今回お話を伺った方
    • 一般社団法人SCC(Sleep Consultant Company)代表理事

      荒川内 博氏

      大手グループ整体院勤務を経て独立。自身の過度な睡眠不足により体調を崩した経験をきっかけに、睡眠の重要性を痛感し、メカニズムの研究と実践を重ねる。整体の技術と睡眠理論を融合させた独自メソッドを開発し、睡眠の専門家を育成する資格講座を展開。施術指導に加え、ビジネス面のコンサルティングも行い、受講生の実践と自立を支援している。

「なかなか寝付けない」「寝ても疲れが取れない」そんなお悩みを抱えていませんか。

実は日本は、世界的に見ても睡眠時間が短い傾向にあり、日本人の4人に1人が慢性的な睡眠不足を抱えていると言われています。

そんな不調を抱える人は多い一方で、睡眠に悩む人へ適切な改善策を提供できる「睡眠の専門家」はまだ少なく、質の良い睡眠を取るために何をすべきかが十分に浸透していない状況です。

一般社団法人SCCは、睡眠のプロフェッショナルの育成を目的に設立されました。

代表理事の荒川内 博さんが独自のメソッドを開発し、一人ひとりの睡眠課題に合わせたカウンセリング技術と手技を学べる資格講座を開講しています。

資格講座を受講した全国の受講生は、次々と睡眠の専門家として活躍の場を広げているとのこと。今回は荒川内さんに、資格講座で学べる内容や受講生の活躍について詳しく伺いました。
 一般社団法人SCC 公式サイトへ 

2時間睡眠で倒れ、睡眠の重要性を実感。「睡眠が良くて当たり前」の文化をつくりたい

一般社団法人SCC 代表理事 荒川内博さんの写真

一般社団法人SCC 代表理事 荒川内 博さん


── 荒川内さんが、睡眠の領域を専門に取り組むようになった経緯を教えてください。

荒川内さん:日本の睡眠環境を変えたい、睡眠が良くて当たり前の文化をつくりたいと思ったからです。

まず私の経歴からお話すると、もともとは大手グループの整体院で働いていました。現場で経験を積んだ数年後には、経営企画の業務も任せてもらえる機会に恵まれました。

ゆくゆくは起業したいと考えていたので、日中は普段の仕事をこなし、終業後は経営やマーケティングの勉強にあてていました。勉強する分睡眠時間を削っていて、毎日2時間睡眠の日が続いていたのです。

そんなある日、仕事中にバタッと倒れてしまって。すぐに救急車で運ばれ、そのまま入院せざるをえなくなりました。倒れた原因ははっきりとはわからなかったものの、睡眠不足が大きかったのではないかと振り返ります。

このできごとをきっかけに睡眠の重要性を痛感し、「睡眠のメカニズムをもっと知りたい」と思い独学で勉強を始めました。

一般社団法人SCC講義の様子

その過程で、ある研究の調査結果から日本は世界と比べて睡眠時間が最も短いことを初めて知ったのです。

その後、勤務先の海外事業を統括するためフィリピンに渡る機会がありました。

現地では、睡眠に悩んでいる人をほとんど見かけなかった一方、日本に帰国すると、通勤電車で眠そうにしている人の多いこと。

こうした対比を目の当たりにして、やはり日本の睡眠環境や文化には課題があるのではないかと、より強く感じるようになりました。

改めて周りを見渡してみると、食事や運動には専門家が多い一方で、睡眠を専門に扱う人はまだ少ないことに気づきます。整体のスキルを活かしつつ、睡眠の専門家として健康にアプローチする仕事がしたいと思い独立しました。

── 日本人の睡眠の質が良くないのは、どうしてだとお考えですか?

荒川内さん:睡眠を促すホルモンが、必要なタイミングで十分に分泌される状態が整っていないことが一番の問題だと考えています。

睡眠に大きく関わるホルモンの一つに「メラトニン」があります。暗くなると分泌が高まり、体温や血圧を下げて眠気を促すホルモンです。

しかし、メラトニンは子どもの頃をピークに分泌量が減ってしまうことがわかっています。

本来は、体内でメラトニンが分泌されやすい状態に整える必要があるのですが、多くの大人はそれができていない。結果として、睡眠の質が下がってしまうのです。

また、メラトニンの原料となるホルモンに「セロトニン」がありますが、日本人はセロトニンが不足しやすいとも言われています。

セロトニンは、「セロトニントランスポーター」と呼ばれるたんぱく質によりその濃度が調整されます。

このセロトニントランスポーターを数多く持つ人は「LL」型、少ない人は「SS型」で、人種によって割合が異なるとされています。日本人は特に「SS」型が多く、セロトニンの働きが安定しにくいのです。

講義の様子

一般社団法人SCC 講義の様子


── こういった課題を解決するには、どのようなアプローチが必要なのでしょうか?

荒川内さん:さまざまな方法がありますが、栄養面からのアプローチとしては、まず朝にタンパク質を摂ること。

タンパク質には必須アミノ酸の一種であるトリプトファンが含まれており、体内でセロトニンを合成する材料になります。

もう一つは、体内リズムを整えること

メラトニンは体内時計によって分泌のタイミングが左右されます。眠りたい時間にメラトニンの分泌が高まるよう生活リズムを整えることで、睡眠の質の向上を目指せます。

ほかにも、朝起きたら日光を浴びる、寝る前はスマホを見ないなど、日々小さな工夫を重ねることも大切です。

知識ゼロからでも「睡眠の専門家」になれる。再現性の高いメソッドを伝授

荒川内 博さんがイベント登壇した時の写真

── 改めて、一般社団法人SCCを立ち上げた背景を教えてください。

荒川内さん:睡眠が良くて当たり前の文化をつくるには、私一人で活動していても限界があります。

自分がこれまで学んできた知識や確立してきたメカニズムを共有し、睡眠の専門家として活躍する人を養成しようと、2020年に設立しました。

── 睡眠の専門家を育成するために、資格講座を開講していると伺っています。概要について教えてください。

荒川内さん:現在、当法人では2種類の資格講座を開講しています。

まず1つが「SBR神経睡眠セラピスト」の資格養成講座です。

整体の技術に睡眠のメカニズムを取り入れて、独自の手技を開発しました。メラトニンの分泌を意識した考え方をベースに、自律神経の乱れや脳疲労、体内リズムの乱れなどにアプローチする施術方法を身につけられます。

この講座を受講すれば、睡眠の質の向上をサポートする整体師・セラピストとして活動する場を広げられます。

もう1つが、「SBR睡眠カウンセラー」の資格養成講座です。

カウンセリングを通じて、睡眠の相談対応や改善提案ができる人材を育成しています。カウンセリングのノウハウは、「SBR神経睡眠セラピスト」の講座でもレクチャーしています。

受講生の方に資格証を授与している様子

一般社団法人SCC 資格証授与の様子


いずれの講座も動画とテキストを用意しています。睡眠分野は専門的で難しい印象があるかもしれませんが、初めての方でもわかりやすく解説しているので安心してください。講座の受講後は、修了証をお渡ししています。

ほかにも資格講座とは別に、睡眠を整えるための基礎知識から実践方法まで学べる動画コースも提供しています。

── 知識ゼロから睡眠の専門家になるのは難しそうな印象もあります。実践しやすいような仕組みがあるのでしょうか?

荒川内さん:現場で実践しやすいよう、一人ひとりにパーソナライズした提案ができる独自の「睡眠分析ツール」を受講生に提供しています。

睡眠分析ツールの画像

睡眠分析ツール


たとえば、お客様にカウンセリングを行う場面を想定します。

お客様には、ツールに表示された質問に「はい/いいえ」で答えてもらうだけで、現状の睡眠課題と対策方法が自動で表示されます。その結果をベースに、カウンセリングや施術の方針を組み立てていける仕組みになっています。

このツールができるまでは、ヒアリングにより一人ひとりの睡眠状態を把握し、課題を整理する必要がありました。

しかし、ヒアリングは担当者の知識や経験に左右されやすく、精度にばらつきが出ることもあります。ばらつきが大きいと、お客様の課題を正確にとらえきれず、効果的な提案ができないケースもありました。

睡眠分析ツールを使えば、お客様の睡眠課題や改善策がロジックで提示されるので、迷いにくくなります。担当者の経験やヒアリング力に依存せず、再現性の高い提案ができます。

── 受講者のスキルに依存することなく、パーソナルな提案ができるのですね。施術を学ぶにあたっては、整体のスキルや実務経験が必要なのでしょうか?

荒川内さんが受講生の方と施術している様子

一般社団法人SCC 施術の様子


荒川内さん:いえ、整体の経験がない方でも実践できるカリキュラムにしています。整体でイメージされがちな強い力も必要ありません。受講生の中には未経験の70代の方もいますが、「私にもできるんだ」とお話されていました。

施術のノウハウは動画でも学べますが、特に未経験の方は実際に手を動かすとなると不安もあると思います。そこで、私が立ち会ってサポートしたり、複数の受講生を集めて勉強会を開催したりして、実地でスキルを磨ける機会も充実させています。

講座の学びをビジネスにつなげるサポートも充実。代表理事自らがコンサルティング

── ほかに、SCCが提供する資格講座の特徴を教えてください。

一般社団法人SCC 講座の様子

一般社団法人SCC 講座の様子


荒川内さん:施術やカウンセリングをビジネスとして成立させ、集客につなげていくコンサルティングを行っている点も特色です。

睡眠の知識を学べる企業や法人はほかにもありますが、ビジネスにつなげるサポートまで用意されているケースは多くありません。過去には「ビジネス面も伴走してほしいから、この講座を受けに来た」とおっしゃった方もいました。

冒頭でもお話しした通り、私は以前から経営やマーケティングを学んでいました。睡眠の専門知識に加えて、事業を軌道に乗せて成長させていくためのノウハウも提供できることが、この講座の強みだと自負しています。

講義の様子

一般社団法人SCC 講義の様子


── ビジネス面に関しては、どんな内容をレクチャーしているのでしょうか?

荒川内さん:たとえば実店舗を開業する方でしたら、周辺相場を踏まえた価格設定や、さらに他の整体院やリラクゼーションサロンと差別化するための見せ方まで踏み込んでお伝えしています。

オンラインでカウンセリングを行う方であれば、SNSの使い方やコミュニティを使った集客方法などを教えています。

ビジネスのノウハウを収録した動画教材も用意していますが、受講生それぞれの課題に合わせて、私自身が個別にコンサルティングを行うことが多いです。

睡眠改善メニューで予約が満席に。受講生の活躍エピソード

受講生の方々がZoomで集合する様子
受講生の方々がZoomで集合する様子

受講生さんが大集合!


── 講座を活かして活躍されている方には、どんな傾向がありますか?

荒川内さん:学んだことをすぐに実践し、試行錯誤している方です。自走できる方は、やはり伸びが早いと感じます。

教えた内容について「これで合っていますか?」とこまめに連絡をして、その都度軌道修正をしながら進めている方も習得が早い印象です。

ただ私自身は決して、常に自走できる受講生だけをサポートしたいわけではありません。むしろ、受講された方全員に活躍してもらいたいんです。

たとえば、受講後あまり連絡のない方には、こちらから「その後どうですか?」と電話をしたり、その場で相談に乗ったり。

全員が、それぞれの形で活躍できるよう全力でサポートすることをモットーとしています。

── 一人ひとりに寄り添って手厚く伴走されていることが伝わりました。特に印象に残っている受講生の方のエピソードを伺いたいです。

受講生の方々との集まり

荒川内さん:まず印象に残っているのは、とあるリラクゼーションサロンを運営している方です。

その方は、講座受講前も多くのお客様に支持されていました。ただ、料金設定の関係で、来店数が多くても手もとに残る利益が少ないことに悩んでいたんです。料金は周辺相場と大きく変わらず、単純な値上げも難しい状況でした。

そこで、講座で学んだ内容をもとに睡眠改善の施術メニューを追加。睡眠改善という付加価値を加えた分、施術料金も思い切って見直しました。

すると、睡眠を見直したいお客様からの予約で満席に。働く時間は変わらずに、収益を伸ばせる状態をつくることができたのです。

ほかにも、カウンセラーとして活動している方の例を紹介します。

もともと栄養分野を専門にしていたのですが、講座で睡眠についても体系的に学んだところ、睡眠講義のオファーが多く来るようになったとのこと。学校から、子どもの睡眠の見直しをテーマに依頼されることもあるそうです。

睡眠を整えて、一人ひとりがより幸せに生きられる状態をつくりたい

── 受講生の皆さん、ご活躍されていますね。

荒川内さん:もう一つ印象的なエピソードで、とある受講生のお母様の話をします。

そのお母様は認知症が進行しており、これまでは息子である受講生さんのことを認識できていない様子でした。

しかし、講座で学んだ施術をお母様に行ったところ、後日お母様が受講生さんの名前を呼んでくれたのです。受講生さんからは「思い出してくれて、すごく感動した」とのお声をいただきました。

認知症の要因の一つとして、アミロイドβなどの老廃物が脳内に溜まってしまうことが挙げられます。老廃物の蓄積は睡眠の質の低下とも関係するため、講座では老廃物がたまりにくい状態を目指す施術を教えていました。

認知症の方へのアプローチとしても施術の可能性を感じていましたが、まさか本当にこのようなことが起こるとは思っていなかったです。

睡眠を整えるアプローチが、結果的に別の形でプラスに働くこともあるのだと実感したできごとでした。

── まさに睡眠を入り口に、良い循環が生まれていると感じています。

荒川内さん:私はこの活動を通じて、多くの方の睡眠を整えてパフォーマンスを上げたり、休息の質を高める支援をしています。

ただ活動するにあたっては、単に睡眠の質を高めるだけでなく、その先にある「一人ひとりがより幸せに生きられる状態をつくる」ことも大事にしているんです。

先ほどお話ししたような“幸せの連鎖”を目の当たりにできることほど、嬉しいことはありません。

受講生の方々と交流する様子

── 最後に、今後の展望と受講を検討している方へメッセージをお願いします。

荒川内さん:私が研究してきた睡眠のメカニズムをより多くの人に伝え、継承していくことを目標にしています。そして「睡眠が良くて当たり前」の文化を、次の世代、さらにその先の世代にもつないでいきたいです。

一人ひとりの睡眠が整えば、日々のパフォーマンスが高まりますし、心に余裕が生まれます。社会全体にもポジティブな影響が広がり、結果として国力の底上げにもつながると考えています。

講座でメカニズムを学び、施術を体験すれば「睡眠でここまで変わるのか」と驚くと思います。

睡眠改善に興味がある人はもちろん、その知識や技術をより多くの人に届けたい方にぜひ受講していただきたいです。私も全力でサポートするので、睡眠が良くて当たり前の未来を一緒につくっていきましょう。
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WRITER

この記事を書いた人
近藤ゆうこ

近藤ゆうこ

神奈川県在住のフリーライター。一児の母。農業協同組合にて金融業務、創薬ベンチャー企業で経理業務に従事したのち、ライターとして独立。IT・教育・ビジネスなどの分野で取材記事を執筆。採用HPに掲載する社員インタビュー記事や、BtoB向け導入事例記事の制作にも携わっています。

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