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日本子育て心理カウンセラー協会が伝える、23年の研究が生んだ「科学的子育て」とは?准子育て心理カウンセラー養成講座で3つの資格を取得

日本子育て心理カウンセラー協会が伝える、23年の研究が生んだ「科学的子育て」とは?准子育て心理カウンセラー養成講座で3つの資格を取得
  • 今回お話を伺った方
    • 一般社団法人日本子育て心理カウンセラー協会 代表理事

      中山 天氏

      防犯の専門家として、子どもを犯罪被害から守るための研究や講演、執筆活動に携わった経験を持つ。その活動を通して、子どもの心を守るには家庭での関わり方も重要だと考え、同協会を設立。脳科学や発達心理学の知見と、20年以上・約1,000件にわたる子育て相談の経験をもとに、「子どもに安心を与える子育て」を伝えている。

「子どもを叱ってばかりで、自分はダメな親なのでは」「感覚や経験だけに頼らない、科学的な子育ての知識を身につけたい」。

そんな方におすすめしたいのが、一般社団法人日本子育て心理カウンセラー協会が開催している「准子育て心理カウンセラー養成講座」です。

同協会が伝える「科学的子育て」は、脳科学や発達心理学の知見と、20年以上・約1,000件にのぼる子育て相談の実践知を体系化した子育て法です。同協会が「基盤形成期」と位置付ける0〜5歳に焦点を当てています。

一度の受講で「准子育て心理カウンセラー」「子育て心理ベビー&キッズシッター」「准子育てコンサルメンター」の3つの資格を取得できます。受講者は、子育て中の保護者をはじめ、保育士・幼稚園教諭・ベビーシッターなどさまざまです。

今回は、同協会代表の中山天(たかし)さんに、協会設立のきっかけや講座づくりへの思い、科学的子育てについて詳しく伺いました。

子どもに「安心」を届けるための学びの世界を、ぜひご覧ください。
一般社団法人日本子育て心理カウンセラー協会 公式サイトへ

子育ては「安心」を伝えること

一般社団法人日本子育て心理カウンセラー協会代表の中山天(たかし)さん


——協会設立のきっかけを教えてください。

中山さん:実は、私の原点は子育てではなく、防犯活動なんです。以前は防犯の専門家として、「どうすれば子どもが犯罪被害に遭わないか」を全国で研究し、講演や執筆を行っていました。

ところが調べれば調べるほど、子どもたちが深い傷を負う要因は、見知らぬ人から受ける被害だけでなく、家庭内で受ける心理的なダメージにもあることが見えてきたんです。

「子どもを本当に守るためには、防犯だけでは足りない。親子の関わり方そのものを伝える必要がある」と考え、本協会を立ち上げました。

——協会では、どのような理念を大切にされていますか?

中山さん:私たちが一番大切にしているのは、「子育てとは、子どもに安心を与えること」という考え方です。

食事やお風呂、身の回りのお世話はもちろん大切ですが、それ以上に重要なのは、子どもが「自分は愛されている」「ここは安心できる場所だ」と感じられる心の土台を育てることなんですね。

その安心感が、将来の人格や人間関係、生きる力につながっていくと考えています。

科学的子育てが教える、0〜5歳の大切な時間

——協会が提唱している「科学的子育て」とは、どのような考え方でしょうか?

中山さん:私たちが「科学的子育て」と呼んでいるのは、経験や感覚だけではなく、脳科学や発達心理学、そして20年以上にわたり、約1,000件の子育て相談を通して培ってきた知見をもとにした子育てのことです。

現場で実践し、改善し、また検証する。その積み重ねを体系化していることが、一般的な子育て情報との大きな違いだと思います。

特に私たちが重視しているのは、子どもの心と脳の土台が育つ0〜5歳の「基盤形成期」です。この時期の関わり方が、その後の人生に大きく影響すると考えています。

0〜5歳の時期に心と脳の土台が育っていく


——なぜ、0〜5歳という時期がそれほど重要なのでしょうか?

中山さん:私たちは、0〜5歳を人格や思考の土台が育つ大切な時期と捉え、この時期に得られる安心感が、その後の自己肯定感や人間関係に影響すると考えています。

昔から「三つ子の魂百まで」と言われてきましたが、現在では脳科学の分野でも、幼少期の経験がその後の発達に関わると考えられています。

だからこそ、この時期の親子の関わりを正しく知ることが大切です。

1つの講座で3つの資格を取得。現場で活かせる実践カリキュラム

——「准子育て心理カウンセラー養成講座」とは、どのような講座でしょうか?

中山さん:「准子育て心理カウンセラー養成講座」は、子育てに悩む保護者を支援するための専門知識を身につけられる講座です。

もともとは専門学校で保育士を目指す学生向けに、カリキュラムとして教えていた内容を、一般の保護者や子どもに関わる仕事をしている方にも学べるよう体系化しました。

本講座を修了すると、「准子育て心理カウンセラー」「子育て心理ベビー&キッズシッター」「准子育てコンサルメンター」の3つの資格を取得できるため、保育・教育・子育て支援など幅広い現場で活かせます。


子どもの個性や特性を理解しながら、自身の子育てに活かしていく


——講座の特徴を教えてください。

中山さん:一番の特徴は、心理学・脳科学・リスクマネジメントを1つのカリキュラムで学べることです。講座では、子どもの発達や心の仕組みを理解する心理学に加え、0〜5歳の脳の成長過程や人格形成について脳科学の視点から学びます。

私たちは子どもの脳の特性を5つのタイプに分類し、それぞれの個性に合わせた関わり方もお伝えしています。同じ褒め言葉でも、外向的な子と内向的な子では受け取り方が違うからです。

さらに、事故や犯罪、災害など、子どもを危険から守るためのリスクマネジメントまで身につけられるため、家庭だけでなく、保育や子育て支援の現場でも実践できる内容になっています。

「正しい子育て」を押し付けるのではなく、その子に合った声かけや接し方を知ることで、親子のコミュニケーションは大きく変わります。保護者はもちろん、保育士やベビーシッターなど、子どもに関わるすべての方に役立つ実践的な学びですね。


——子育て中でも学びやすい環境づくりを大切にされているそうですね。

中山さん:そうですね。子育て中の方は、時間や住んでいる場所によって学び方が限られてしまいます。

そのため、自分のペースで学べる動画コース、講師に質問しながら学べるオンラインコース、実践的に学べる教室コースの3つをご用意しています。

講座はオンラインや教室でも開催


「学びたいけれど通えない」という理由で諦めてほしくない。

それぞれのライフスタイルに合わせて選べることも、私たちが大切にしているポイントです。

「もっと早く知りたかった」。受講生が実感する子育ての変化

——どのような方が受講されることが多いでしょうか?

中山さん:受講生の約6〜7割は、実際に子育てをしている保護者の方です。

そのほかにも、保育士や幼稚園教諭、ベビーシッターなど、子どもに関わる仕事をされている方が多く学ばれています。

「子どもともっと良い関わり方ができるようになりたい」という思いで受講される方がほとんどですね。

——受講生の皆さんからは、どのような声が届いていますか?

中山さん:一番多くいただくのは、「もっと早く知りたかった」という声です。

今まで良かれと思っていた声かけが、実は子どものタイプには合っていなかったと気づいたり、「叱る」のではなく「安心を与える」という視点を知って、親子の関係が楽になったという声をたくさんいただいています。

「目からうろこでした」「子育てが楽しくなりました」と言っていただけることが、私たちにとって何よりうれしいですね。

講座を通じて、子どもへの理解を深める受講生たち


——特に印象に残っている受講生のエピソードはありますか?

中山さん:忘れられない親子がいます。

お母さんが心身の不調から長年外出できず、中学生の娘さんも学校へ行けない日々が続いていました。親子ともに笑顔を失い、「病院へ通うこと」だけが生活の中心になっていたそうです。

講座では約8回にわたって、子どもの心の仕組みや安心を与える関わり方を一緒に学びました。

すると最初に変化が現れたのは、お母さんでした。講義最終日の帰宅後、娘さんが「お母さん、今日なんだかすごく幸せそうな顔をしてる。何かいいことあった?」と声を掛けてくれたそうなんです。

お母さんが「今日はこんな学びがあったんだよ」と話すと、娘さんは「それって私のことじゃん。私、悪い子じゃなかったんだね」と涙を流したそうです。その後、娘さんは自分の意思で学校へ通い始めたそうです。

子どもを変えようとするのではなく、まず大人が安心を取り戻す。

その変化が子どもにも伝わることを、私はこの親子から教えていただきました。

——この講座は、どんな方におすすめでしょうか?

中山さん:子育て中の保護者はもちろんですが、保育や教育など、子どもに関わるすべての方に学んでいただきたいです。

子どもは一人ひとり個性が違います。その違いを理解し、その子に合った関わり方ができるようになると、親も先生も子どもも、みんなが少しずつ笑顔になれるんです。

知識を身につけること以上に、「安心を与えられる大人」を増やすこと。それが私たちの願いです。

子どもの未来は大人の学びから始まる

——今後、日本子育て心理カウンセラー協会が目指す未来を教えてください。

中山さん:私たちが目指しているのは、「頭のいい子」を育てることではありません。

日本では、受験や学力、特別な才能が子育てのゴールのように語られることが多いですよね。でも、本当に大切なのは、子ども自身が幸せだと思える大人へ成長することだと私は思っています。

だからこそ、親子がともに笑顔でいられる「幸せになる子育て」を広げていきたいんです。子どもだけでなく、親自身も安心し、幸せを感じられる家庭が増えること。それが、本協会が描いている未来です。

親子が笑顔で幸せだと感じられる社会を目指す


——最後に、受講を検討している方へメッセージをお願いします。

中山さん:子育てに必要なのは、お金や特別な肩書きではありません。一番大切なのは、「子どもの心を理解する方法」を知ることです。

多くの方は、知らないから悩み、知らないから失敗してしまいます。でも、子どもの脳のタイプや個性に合わせた関わり方を知るだけで、親子のコミュニケーションは大きく変わります。

例えば、抱っこをする、優しい言葉を掛ける。そんな小さな関わりでも、子どもによって響く伝え方は異なります。その違いを理解できるようになることが、この講座で得られる一番の財産です。

難しい知識ではなく、毎日の子育てですぐに実践できる学びだからこそ、きっと親子にとって一生の力になると思います。

——中山さん、貴重なお話をありがとうございました!

科学的子育てで親子の笑顔を育む

子育ては、テクニックを身につけることではなく、子どもに安心を与える土台を育むこと。日本子育て心理カウンセラー協会の講座では、20年以上にわたる子育て相談の実践知から生まれた科学的子育てを、心理学・脳科学・リスクマネジメントの視点から学べます。

子どもとの関わり方を見つめ直したい方、子育て経験を誰かのために活かしたい方はぜひ、日本子育て心理カウンセラー協会のホームページをチェックしてみてくださいね。
一般社団法人日本子育て心理カウンセラー協会 公式サイトへ

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この記事を書いた人
Shelly

Shelly

元地方新聞記者で現在はフリーランスライター。取材と文章を愛し、人々の声に耳を傾けながら物事への深い理解を心がけている。前職は英会話スクールにて勤務。語学留学やワーキングホリデーを経て、現在も月1回は海外へ飛び立つグローバル派。最近は街の隠れた魅力を探るディープスポット巡りにハマり中。

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