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スモッキング刺繍の魅力を再発見|日本スモッキング刺繍協会が選ばれる理由と教室の裏側

スモッキング刺繍の魅力を再発見|日本スモッキング刺繍協会が選ばれる理由と教室の裏側
  • 今回お話を伺った方
    • 日本スモッキング刺繍協会 主宰

      芦田 秋氏

      スモッキング刺繍用品の製作販売をきっかけに教室をスタートし、2017年に協会を設立。独自のディプロマ制度とカリキュラムを構築し、初心者から講師育成まで一貫した学びの場を提供している。現在は約180名の生徒と向き合いながら、スモッキング刺繍の魅力と手仕事の価値を広く発信している。

「子どものために何か手作りしたい」「夢中になれる趣味がほしい」。そんな思いを持つ方におすすめしたいのが「スモッキング刺繍」です。

布地にひだを寄せ、刺繍糸で彩るスモッキング刺繍は、センスの有無に関わらずどなたでも始められ、続けるほどに奥深さが増す魅力も。

日本スモッキング刺繍協会は、飽きずに継続できる独自のカリキュラムで、初心者から講師を目指す方まで無理なく学べる環境を整えています。

今回は、日本スモッキング刺繍協会主宰の芦田秋さんに、設立の背景から教室づくりのこだわり、コミュニティの魅力まで詳しく伺いました。

「作る喜び」を日常に取り入れたい方、いつかは講師として活躍したいという方に向けて、スモッキング刺繍の魅力をお届けします。

ママの手仕事から生まれた、スモッキング刺繍教室

日本スモッキング刺繍協会主催の芦田秋さん


──日本スモッキング刺繍協会を立ち上げたきっかけを教えてください。

芦田さん:もともとはスモッキング用品の製作販売をしていたのですが、「スモッキング刺繍の技法を教えてほしい」という声をいただき、お客様の要望に応えて教室を開きました。

実は私自身、スモッキング刺繍の教室に習いに行った経験は一度もなく、市販の本やYouTubeで学びながら教室を始めました。

その後、「通ってくださる方が、目標を持って継続できる仕組みが必要だ」と感じるようになり、ディプロマ(修了証)制度の構築と商標登録を経て、2017年に日本スモッキング刺繍協会として本格的にスタートしました。

現在は講師が5名、生徒さんは約180名在籍しており、毎月100名近くの生徒さんとお会いしています。

──芦田さんとスモッキング刺繍との出会いは何でしたか?

芦田さん:子どもが幼稚園や小学校に上がるタイミングは、裁縫などの作りものがすごく多いですよね。

私も小さい頃に母に作ってもらった記憶があり、「自分でも作ってみようかな」と刺繍でバッグを作ってみたら、思いのほか心がすっきりして楽しかったんです。

夢中になっているうちに一通り作り終えてしまって、「もう作るものがない」という状態になりました。もっと子ども用の作品を作りたかったんですが、子どもが成長するにつれて作る機会が減っていくんですね。

そこで、「誰かのために作ったものを販売してみよう」と販売を始めて今に至ります。

感性を形にする喜び:スモッキング刺繍が持つ唯一無二の魅力

──スモッキング刺繍の最大の魅力は何でしょうか?

芦田さん:センスの有無に関わらずどなたでも楽しめるところですね。

フランス刺繍のように絵を転写して……という作業はなく、スモッキング刺繍は規則的に積み上げていく技法なので、言われた通りに根気強くやっていただければちゃんと形になります。

同じ作業の繰り返しという性質上、手軽に始められる点、そして没頭する時間を自然と生み出してくれる点が魅力的です。

また、飾って眺めるものではなく、持ち歩けるものが作れる点も大きな特徴です。以前インスタグラムに投稿した、輸入生地を使用したバッグを気に入ってくださる方も多いです。

ハイクオリティなバッグを作成


──手軽に始められる点で、ハードルが下がりますね。ミシンが苦手な方でも参加できますか?

芦田さん:製作した刺繍をアイテムに仕立てるミシンレッスンがあります。

そのほかに、お仕立てされたアイテムに刺繍を施していただくレッスンもございます。

ミシンが苦手な方もいらっしゃいますし、日頃からリビングにミシンを置いている方も多くはないと思うので、気軽に始められるレッスンですね。

お仕立て済みの教材を使うレッスンを構築した理由として、ママの手作り感が伝わる愛情がこもった作品も魅力的ですが、大人はクオリティの高いものを持ち歩いてほしいという思いがあります。

そこで、生徒さんには刺繍に集中できる環境を整えています。

「ここだから学べる」理由:大手協会とは一線を画す、日本スモッキング刺繍協会の独自性

──日本スモッキング刺繍協会の設立当初、どのようなカリキュラムでスタートされたのですか?

芦田さん:最初は材料も好きなものを持ってきてもらって「好きなものを作りましょう」というスタイルで始めました。すると、初心者の方が刺繍糸売り場の前で、2時間も迷われてしまったんですね。

熟練者になれば自由度が高い方が楽しいですが、初心者の方には段階を踏んだカリキュラムと、達成する喜びがあった方が長続きすると気づき、ディプロマレッスンも構築しました。

──ディプロマレッスンとビジターレッスンの違いを教えてください。

芦田さん:ディプロマレッスンは、糸と針に慣れることから始まって、刺繍技法とミシンの縫製を並行して学んでいくコースです。初級・中級・上級と段階を踏んで上達できる体系です。

一方ビジターレッスンは、「赤ちゃんが生まれるから、ベビードレスだけ作りたい」という風に、単発のレッスンを受けたい方向けです。最近では、お孫さんのために来られるおばあさまも多いですね。

──教える際に意識していることはありますか?

芦田さん:私は「皆さんに上達してほしい」という思いで教えているので、技法的なことについては「ひだ数に合わせて、幾何学模様が仕上がることが正解」とお伝えしているんですね。

ただ、ある生徒さんの作品を見て「ちょっと惜しいね」とお伝えしたら、「すごく楽しかったからいいんです!」と言われたことがありました。

そのとき、上達だけでなく、その時間を楽しめたかどうかも大切な価値なのだと気づかされました。

実際のレッスンの様子


あとは、「必ず何か1つお土産を持って帰ってもらう」という姿勢でお伝えしています。

同じ工程の繰り返しになりがちなレッスンで、「今日はこれができるようになったね」という気づきを毎回届けることで、学びのある教室を目指しています。

技術の先にある豊かさ:長く続けたくなる教室づくり

──長く続けている方が多い印象があります。

芦田さん:そうですね。設立当時から通い続けている生徒さんも多く、20代前半から80代の方まで幅広い方に通ってくださっています。

レッスンの感想で「素敵な方がたくさんいらっしゃって、それも教室の魅力です」と書いてくださった方がいて、日本スモッキング刺繍協会自体が選ばれ続ける理由の1つになっているのかなと感じています。

私1人で成り立っているわけではなく、生徒さんや教材を作ってくださる方、そして講師の皆さんが満足しているからこそ、バランスよく成り立っているんだと思っています。

私自身、生徒さんと一緒に別のお稽古を始めました。スモッキング刺繍を通じて、お稽古の輪がどんどん広がっていくので幸せですね。

ひだと刺繍が融合して美しい作品に


──スモッキング刺繍が「続けられる趣味」になる理由は何だと思いますか?

芦田さん:手仕事は不思議なもので、やり始めてしまうと「何もない」状態がかえって寂しく感じるんですよね。そのため、皆さん「何かしらやりかけのものを手元に置いておきたい」「次は何をやろうかな」という気持ちが自然と生まれてくるみたいです。

スモッキング刺繍に向き合う時間が、気持ちをリセットしてくれたり、心の隙間を埋めてくれたりするんだと思います。

誰かのために作る喜びはもちろんですが、やっぱり夢中になれる時間、集中できる時間を持てること自体が幸せなのかなと感じています。

また、スモッキング刺繍は、生地だけあればできるので、子どものお迎え待ちの間や新幹線の中でもできます。何でもない隙間時間の中にスモッキング刺繍が加わることで、生活に潤いが生まれるような感覚を持っていただけるのかもしれません。

子どもにも伝えたい、ものづくりの楽しさ

──特に印象に残っているエピソードを教えてください。

芦田さん:夏休みに開催している親子レッスンでしょうか。あえて、お子さんはその日のうちに仕上がる課題、ママは仕上がらなくていい課題にしています。

というのも、せっかく夏休みに参加していただくので、宿題を持ち帰ってママの負担になってしまうことは避けたいと考えているからです。

さらに、いつも「これをやりなさい」「あれをやりなさい」と言われがちなお子さんが、「ママより先にできた!」という気持ちで帰れる時間をつくれたらと思っています。

親子レッスンの後日、「おばあちゃんに褒められました」とお手紙や写真をいただくこともあるので、うれしくて心が温まります。

——お子さんの作品作りにも、こだわりがあるんですね。

芦田さん:子どもにとって2時間、1つのことに集中するのはとても大変で、お友達と比べて焦ってしまう子もいます。そんな葛藤の中で「できた!」と喜んでいるお子さんの顔を見ると、やり甲斐を感じます。

第三者に褒められる経験は、子どもにとってすごく大きいと思うんです。だからこそ、お子さんの作品は必ずバッグの中にしまわれるものではなく、外に出せるものを作るようにしています。電車に乗って「それどうしたの?」と聞かれるようなものですね。

こういった経験がたくさん積み重なれば、ものづくりの喜びにも繋がっていくと考えています。

未来へ紡ぐ針仕事:オンライン展開や講師育成も

──今後、力を入れていきたいことを教えてください。

芦田さん:子ども服ブランドやセレクトショップでも注目が高まる中、手作りでも商品と同じクオリティを実現できるという価値は唯一無二です。

スモッキング刺繍を広めることがミッションだと感じているので、今後は刺繍帯などの教材販売をもっと充実させたいですね。

スモッキング刺繍の帯は、「プリーター」という専用機械でひだを寄せたものを主には使用します。

南アフリカから輸入しているプリーター

南アフリカから輸入しているプリーター


当方は南アフリカ製プリーターの正規代理店ですが、現在製造している会社はこの1社のみで、価格もかなり高騰しています。

一方で、ギンガムチェック生地や水玉模様の生地でも楽しめる技法もあります。手軽に始められるもので、スモッキングの世界に入りやすい環境を整えていきたいです。

──オンラインレッスンへの対応はいかがですか?

芦田さん:今は専門学校のオンライン定期講座と、海外の生徒さんとのオンラインレッスン、あとは特に人気の教材に限ってピンポイントでオンライン募集をかけることもあります。

ただ、ディプロマレッスンはオンラインには向かないんです。教室には8〜10名の生徒さんがいて、皆さんレベルが異なるのでオンラインで一斉に行うというのは難しくて。

一方で、「時代的にオンラインも広げていかなければ」という意識も持っているので、対面とオンラインのよさを活かしつつ対応していければと考えています。

──講師の育成についても教えてください。

芦田さん:少しずつ講師を目指してくださる方が増えて、2名の方が準備中です。今は私が一緒に運営している形ですが、ゆくゆくはフランチャイズのように自由に教室を立ち上げられる仕組みを整えたいですね。

集客やカリキュラムの運用など、独立する上での不安をサポートできる体制づくりを整えて、もっと広くスモッキングを楽しんでいただける場を増やしていきたいと考えています。

──最後にこれからスモッキング刺繍を始めてみたいという方へ、メッセージをお願いします。

芦田さん:何かを始めるときは多少の勇気が必要です。そのハードルを乗り越えて来てくださった方を、大切にしたいという思いがあります。

ディプロマを取得して講師として活躍することも素晴らしいですし、隙間時間に針を持って心を整えるだけでも十分に価値があります。ぜひ、勇気を持って一歩踏み出していただけたらうれしいです。

針を持つ時間が日常を豊かに!

スモッキング刺繍は、忙しい日々の中でもお膝の上で始められる、小さな非日常です。

誰かのために作る喜びも、夢中になって集中できる時間も、全てが日常の豊かさに繋がっていきます。

趣味として楽しむことはもちろん、ディプロマ取得を経て講師として活躍する道も。気になる方はぜひ、体験レッスンから一歩踏み出してみてください。

協会・スクールを運営している方へ


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WRITER

この記事を書いた人
Shelly

Shelly

元地方新聞記者で現在はフリーランスライター。取材と文章を愛し、人々の声に耳を傾けながら物事への深い理解を心がけている。前職は英会話スクールにて勤務。語学留学やワーキングホリデーを経て、現在も月1回は海外へ飛び立つグローバル派。最近は街の隠れた魅力を探るディープスポット巡りにハマり中。

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