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年齢とともに、気づけばお腹まわりが少し気になるようになってきた編集部・沼田。
整体には通っているものの、それも「とりあえず健康管理してる」気分で済ませてきました。運動は正直あまり得意じゃないけど、そろそろ本気で身体をなんとかしたい……そんな思いがふと頭をよぎるようになってきたところです。
そこへ、会社の若手から背中を押すような一言が。
「ピラティスでインナーマッスルを鍛えるのがいいらしいですよ!」
「試してみるか!」と重い腰を上げ、今回ついにピラティスに初挑戦!
結果は……想像以上にキツい。でも、そのぶん効果もしっかり実感!そんな人生初のピラティス挑戦の様子を、たっぷりお届けします!
シェアスタジオ「コア・フォレスト」へ
今回訪れたのは、株式会社フィットネス・ゼロが渋谷・神泉で運営するシェアスタジオ「コア・フォレスト」。インストラクターの波美(なみ)先生が笑顔でお迎えしてくれました。こんにちは~!今日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします。ピラティスのことはまったくわからないのですが……。

ちなみに「コア・フォレスト」は、コナミスポーツクラブの一角にある個室型のスタジオ。人目を気にせず運動できるのが嬉しいポイントです。さらに、建物内にはスタッフや利用者もいるため、防犯面でも安心して利用できます。
それでは波美先生、よろしくお願いいたします!
実際に体験してみた 〜ピラティス初心者でも大丈夫?〜
早速着替えてレッスン開始……と思いきや、「今日の服でも大丈夫?」「靴は必要?」と不安がいっぱい。そこで、まずは服装について波美先生に聞いてみました。動きやすい服と飲み物があれば大丈夫ですよ。スパッツは身体のラインが見えやすくておすすめですが、恥ずかしい方は動ける服装ならなんでもOKです。
ピラティス初心者の趣味なび編集部一同も、興味本位で沼田に同行。ただ全員が初心者ゆえ、「靴が必要かも?」と勘違いして室内靴を持参したメンバーもいました。結局靴をしまい込み、軽装スタイルで、波美先生の案内のもとレッスン準備を進めます。
1. 立ち姿チェック&呼吸で体の土台を整える
最初のステップは、現在の体の状態を知ることからスタート。波美先生に促され、沼田さんがまっすぐ立って写真を撮影します。一見普通に立っているつもりでも、実はすでに立ち姿に左右差が現れているとのこと。
続いては呼吸の練習。ピラティスでは、息をふーっと薄く吐き出すことで、腹横筋(おなかの奥の筋肉)にアプローチしていきます。姿勢を整えながら呼吸を意識することで、次のステップに向けて準備が整いました。
2. キャデラックで腹筋にアプローチ
いよいよベッド型マシンのキャデラックに挑戦!バーを持ってゆっくり腹筋運動をおこないます。ピラティス初心者の沼田ですが、腹筋くらいなら大丈夫!……と思いきや、骨盤を意識しながらの慣れない動作に手こずる場面も。いわゆる体育の授業でやったような腹筋運動とはまったく違い、動作はかなりゆっくりで、そのぶん体の深部にじわじわと効いてくる感覚です。

波美先生に「骨盤を立てて、呼吸を意識しながら動きましょう」と声をかけてもらい、エクササイズを進めていきます。
「今、腰は痛いですか?」「どこか痛くなってないですか?」と波美先生が随時声をかけ、無理なく進められるようサポートしてくれます。「大丈夫です!」と答えながら、沼田もなんとか動きを続けます。

さらに、内ももにボールを挟むメニューへ。「ぎゅっと挟んだまま膝を倒し、お腹を薄くする感覚で!」という先生の声掛け通りに動くと、腹斜筋(お腹の横の筋肉)にじわじわ効いてきます。
き、きつい……。
地味にきついですよね。実は、ボディビルダーのように筋肉がある人でも、ピラティスになるとプルプルするほどきついんです。普段使わない筋肉をじっくり動かすのがポイントなんですよ。
3. リフォーマーでスクワット
次は、「いかにもピラティス!」なマシン、リフォーマーに挑戦!リフォーマーはストレッチから筋トレまで、幅広い動作をサポートしてくれる専用器具です。
波美先生によるお手本。さすが、プロはラインまで美しいですね。
まずは波美先生のお手本からスタート。寝た状態でおこなう見事なデモンストレーションに、編集部一同からは「すごーい……!」と感嘆の声。機械を駆使した動きの美しさに、全員が圧倒されます。

いよいよ編集部・沼田の挑戦!「けっこう来ますね」「伸ばすときは気持ちいい!」と感想をもらしながら、波美先生の「プッシュ!」「ばっちりです!」という声掛けに励まされます。重さも調節してくれるため、初心者でも無理なくメニューが進みます。

続いて、片足ずつのプッシュにチャレンジ。すると、左右の筋力差に気付く編集部・沼田。
左右で重みが全然違います!
そうですよね!両足に同じ負荷をかけることで、左右のバランスの違いが実感できるんです。マシンならではの発見だと思います。
さらに波美先生の指導のもと、腹筋を使ったメニューにも挑戦。「キック(勢いに任せた動き)にならないように、じわじわ効かせていきましょう!」と動作を細かく調整しつつ、両足をゆっくり動かしていきます。

終始、波美先生の明るい声かけで、スタジオには和やかな雰囲気が広がります。「上半身を連れてきますよ」といった感覚的にわかりやすい指導や、「目線はこちら」と握りこぶしを見せるフォローもあり、ピラティス初心者の沼田も自然と正しいフォームを習得していきました。
また、すべて一見シンプルに見える動きですが、実際にやってみると意外とハード。肩に力が入ってしまった際には、「肩や首の力を抜いて」と波美先生から的確なアドバイスが入ります。
正しい動きができると、効果も抜群!さて、インナーマッスルをしっかり使った後は、次のメニューに移ります。
4. チェアでストレッチ
次に使うのは、こちらもマシンピラティスでおなじみの器具、チェア。コンパクトながら多機能なチェアを使い、身体をしっかりと伸ばします。
波美先生によるお手本。美しいフォームに、またしても圧倒される編集部一同です。
編集部・沼田もチャレンジ!波美先生に座る位置や身体の向きを細かく調整してもらいます。

沼田がチェアに座って早々、なんと身体の歪みが判明。まっすぐ座っているつもりでも、骨盤は横を向いていたんだとか。
波美先生が骨盤にそっと手を添えて動きを整えると、思わず「本当に?」と驚く沼田でしたが、「実はこれがまっすぐな状態なんです(笑)」と波美先生の説明を受けることで、ようやく自分の身体のクセを実感した様子でした。
続けて両手をTの字に広げて息を止めずに動きを続けると、脇腹や背中の筋肉がじわじわと伸びていきます。

波美先生の声に導かれるまま「遠くに脇腹を伸ばして~」「戻してきて~」と動きを試してみます。一回ごとに息が漏れるほど集中して取り組む沼田。次第に、左右の伸びの違いがはっきりと感じられるようになりました。
ぜ、全然伸びない……。
左右差があるの、わかりました?
かなり左右差を感じました。身体がかなり歪んでます……!

たった数分のプチ体験で身体の癖が判明!
ここからは番外編です。編集部・沼田のチャレンジに刺激され、カメラマンもピラティス体験に挑戦してみることに。まずはラダーバレルを使って、波美先生がストレッチのお手本を見せてくれます。

波美先生が笑顔で軽々とストレッチをこなす様子に、カメラマンも「見てたらできそうな気がしてきました!」とやる気満々。

さっそく、波美先生の指導で股関節のストレッチに挑戦。「まずは膝を曲げて、あぐらをかくようにしてください。」「次に、おじぎをしていきましょう。気持ちの良い範囲でかまいませんよ。」と、丁寧な指示に従って動きますが、思った以上に身体が動かず。
戸惑いながらも「え、これ不可能……。」とカメラマン。

その後はマットで腹筋を体験。「一回一回休みながらやりましょう」と波美先生に声をかけてもらいます。「ここまでで足はストップ」「吐いてチェンジ」「吐いてチェンジ」と動作を一つずつ確認しながら取り組み、適切なフォームで負荷をかけていきます。
続いてバランスボールを使ったエクササイズでは、骨盤まわりを調整する動きに挑戦!まずは、おしりを浮かせるイメージで、ボールを左右にゆっくり動かします。

少し反り腰気味なので、まっすぐ乗っていても前に倒れているように感じると思います。
本当だ……!
続けて、「息を吸いながらもう少し後ろに~」「けっこう今、つらいはず!」と、身体の状態に合わせてバランスボールで身体をほぐします。

他にもさまざまな動きに挑戦しましたが、どれもやってみれば複雑な動きではありません。波美先生が少し体に触れて歪みやバランスを整えてくれるたび、カメラマンは「身体がちぎれそう!」「もうバラバラになりそう!」と驚きながらも、新鮮な感覚を楽しみました。
一人でストレッチをしているだけでは気づけなかった身体の違和感や使えていなかった筋肉に気付き、わずか数分で変化を実感できたプチ体験でした。
波美先生に聞いてみました!ピラティスの魅力とは?
体験レッスンを終え、今度は波美先生にピラティスの魅力について伺いました。ピラティスとは
ーそもそもピラティスとは、どういったエクササイズなのでしょうか?ピラティスは、科学的アプローチの観点で身体の使い方から根本的に見直せるエクササイズです。元々は第一次世界大戦の時、病院のベッドに器具をつけて身体を動かしていたことから始まりました。
筋トレとは異なり、体幹を鍛えつつ全身のバランスを整えることが特徴です。「筋トレは苦手だけど、ピラティスなら続けられる」という方は多く、無理なく身体を調整しながら柔軟性と筋力を高めていけますよ。
ー若い女性向けのエクササイズといったイメージがありましたが、元々は健康維持を目的として始まったんですね!
そうなんです。海外ではピラティスインストラクターが国家資格の国もあって、たとえばオーストラリアでは理学療法士のような位置づけになっていることもあって、幅広い層の方々がピラティスで健康な生活を維持しています。
当然国内でも、ピラティスは年齢や性別に関係なく、誰でも取り組めます。ピラティスの動きは弱っている筋肉を育て、強すぎる筋肉の緊張をほぐせるので、慢性的な身体の不調や痛みが軽減し、健康寿命も延びます。
実際、股関節や膝の関節症、O脚、外反母趾などの改善に役立った方も多いです。私は健康維持のサポートが得意で、利用者様のなかには90歳の方もいらっしゃいます。

また、現代は若年層でも体幹の弱さを感じる方が増えているようです。ピラティスはここ10年で急速に人気が高まっていますが、今後も幅広い層の方々の間で注目度が高まっていくと思います。
ー筋トレや整体との違いがわからない方も多いように感じます。
筋トレで筋力を鍛えたり整体で身体をほぐしたりする手段もありますが、日常的な身体の使い方が変わらなければ、また元の状態に戻ってしまいます。「整体に通っているけど、結局また同じ悩みを繰り返している」といった声も多いと思います。持続的な改善に取り組みたい方は、ぜひピラティスで筋肉のバランスを整えてみてくださいね。
ピラティススタジオ選びのコツ
ー最近、ピラティスのスタジオが増えていると聞きましたが、スタジオ選びのコツはありますか?ピラティススタジオ選びの一番のポイントは、通いやすい立地にあることです。生活圏内にあるスタジオを選ぶのが一番便利です。
また、ピラティスのスタジオには、科学的アプローチ寄りのものから美容寄りのものまで、さまざまなタイプがあります。インストラクターによって得意分野が異なるので、ご自身の目的に合ったインストラクターを選ぶことが重要です。「お尻を3cmアップしたい」「腰痛を改善したい」「偏頭痛を解消したい」など、目的に合ったスタジオを選ぶとよいでしょう。
ーインストラクターの選び方で気を付けるポイントはありますか?
フィーリングが合うかどうかは大切なポイントです。公式サイトでインストラクターの顔写真やプロフィールを確認したり、友人から紹介してもらったりするのもおすすめです。

また、インストラクターの方が持っている資格の種類もチェックしてみてください。さまざまな関連資格がありますが、国際資格、かつ歴史のある資格を持つインストラクターは安心感があります。また、マットやマシンなど分野ごとに資格を分割取得できるケースもありますので、インストラクターが資格をコンプリートしている信頼性が高まります。
スタジオによってインストラクターの質やサービスの内容に差があることも事実ですが、もし合わなければ気軽に他のスタジオに切り替えるつもりで、まずは気軽に通ってみましょう。
ピラティスの注意点
ーピラティスの流行りにのって、いきなりマシンピラティスに挑戦するのはどうでしょうか?マシンピラティスは、効率よく筋肉を鍛えることができる一方、場合によっては痛みがある人には負担が大きくなることがあります。特に、体の左右差が大きい人や、動かし方に慣れていない人の場合、うっかり痛めてしまうリスクもあります。
マシンピラティスはフォームが必要なので、できれば最初はパーソナルレッスン(1対1)でご自身の身体に合った指導を受けることをおすすめします。正しいフォームでトレーニングができ、痛めるリスクを減らせます。
ーパーソナルレッスンの場合、費用が高くなってしまうことでハードルが高いと感じる方もいらっしゃるのでは。
ピラティスを始める際には、まずはマシンを使ったプライベートレッスンがおすすめです。個別に身体の状態を見ながら適切な指導が受けられるため、安全かつ効率的にスタートできます。
ただ、費用面からグループレッスンを希望される方も多いと思います。グループレッスンではマットピラティスから始めるのも一つの選択肢です。マットピラティスは自重を使うため初心者でも学びやすい反面、動きをコントロールする難しさを感じることもあります。
また、マシングループレッスンも初心者にとって安心な選択肢です。マシンはスプリングで負荷を調整できるため、適切なサポートを受けながら正しい動きを身につけやすいのが魅力です。マシンに慣れるまでは、できるだけ少人数の方のクラスを選ぶのがよいでしょう。
どちらのスタイルにも良さがあるので、自分の体力や目的に合った方法を選びましょう。最初はインストラクターに相談してみるのがよいですね。
初心者が楽しむコツ
ー「徒歩2分の立地にあるジムでも続かない!」そんな人がピラティスを始めるコツはありますか?ピラティスを始めるコツは、まず自分の生活の中にピラティスの時間を気楽に取り入れることです。まずは月に2回ほど、その時間を集中して楽しめばOK!
最初は慣れない動きもあるかもしれませんが、無理に「ちゃんとやらなきゃ」と思い詰めず、リラックスして取り組んでください。徐々に身体の変化を実感できるようになり、自然とピラティスの効果を感じられるでしょう。

ちなみに、私も筋トレは続けるのが難しかったのですが、ピラティスは心地よい負荷で無理なく続けられました。さらに、身体のちょっとした変化に気づくようになるので、日常生活にも良い影響が出るのが楽しいですよ!
ーこれからピラティスを始めようか迷っている初心者の方に、アドバイスをお願いします。
「身体が硬いから私には無理」とおっしゃる方も多いですが、実際には全く気にする必要はありません。まずはリラックスして身体をほぐすことから始めてみてください。無理せず、気持ちよく動かすことが大切です。
ピラティスは身体を整えるための優しい方法なので、初心者でも安心して始めることができますよ。ぜひ身体を動かす爽快感を味わいながら、将来の疲れや痛みを予防していきましょう!お待ちしています♪

ー波美先生、本日はありがとうございました!
趣味なび編集部の結論「ピラティスは誰でも始められる!」
体験を終えた趣味なび編集部に感想を聞いてみました。正直、予想以上にキツかった……。でも、ちゃんと通いたい!
普段使っていないインナーマッスルの存在に気づけてよかったです。
取材だけではなく、そのままレッスンを受けて帰りたかったです。
ピラティスって、女性がキラキラしたウェアで楽しむイメージなんだけど……。おじさんが行ってもいいの?