初めてのヨガ、どんな格好で行けばいい？ヨガウエア選びのポイントを解説

ヨガ「どんな格好がいい？」

「ヨガを始めてみたいけど、専用のウェアを買わないといけないのかな」
 
そんな不安を抱えている方も多いはず。ヨガを始める際は、まずは手持ちの服で十分です。
 

• 動きやすいTシャツやカットソー
• 伸縮性のあるレギンスやジャージ
• 汗を吸収しやすい素材の服

 
これらの条件を満たす服なら、すでにお持ちの服でも問題ありません。大切なのは、体を自由に動かせる服装であることです。
 
専用のヨガウェアは、ヨガを継続的に楽しめそうだと感じてから購入を検討しましょう。新しいウェアは、モチベーションアップにもつながります。

ヨガに最適な格好とは？快適に動ける3つのポイント

ヨガウェアを購入する際は、以下の3つのポイントに注目します。
 

• 伸縮性
• 速乾性
• 露出対策

ポイント1：伸縮性

ヨガでは、前屈や後屈、開脚など、普段の生活ではあまりしない大きな動きをします。伸縮性のない服だと、ポーズをとる際に服が引っ張られて動きづらかったり、逆に緩すぎて姿勢が確認しにくくなったりします。

特にボトムスは、しゃがんだ時に膝が出る、しわが寄るなどの問題が起きやすいので、適度な伸縮性は重要なポイントです。

ポイント2：速乾性

ヨガは汗をかく運動です。特にホットヨガでは大量の汗をかきます。綿100%の服は汗を吸収しやすいものの、乾きにくく、べたつきや汗冷えの原因になります。

速乾性の高い素材なら、汗をかいてもすぐに乾き、快適に練習を続けられます。また、汗による服の重さが気にならないため、ポーズに集中できます。

ポイント3：露出対策

ヨガのポーズは、上を向いたり、前屈したり、様々な体勢をとります。その際、胸元が開いたり、お腹が見えたり、予期せぬ露出が起こることがあります。特に前屈時の胸元や、上向きのポーズでのお腹周りは要注意。首元の詰まったトップスや、長めの丈、重ね着など、動きに応じた露出対策を意識しましょう。

特に初心者の方は、伸縮性のある服装がおすすめです。前屈や開脚のポーズなど、大きな動きが必要な場面でも安心して取り組めます。

ヨガの種類別・おすすめの格好

ヨガにもいろいろな種類があり、それぞれに適した服装があります。
 
ホットヨガの場合

• 速乾性の高い薄手の素材
• フィットするタイプのウェア
• 替えのタオルも必須

 
通常のヨガの場合

• ほどよい厚みの素材
• 体温調節しやすい重ね着スタイル
• 動きやすさを重視した服装

 
他にもマタニティヨガなどありますが、それぞれのヨガの特徴を理解して、快適に練習できる服装を選びましょう。

さぁ、ではヨガのレッスンに通っている先輩に、初心者向けのウェアや楽しみ方について聞いてみましょう！

ヨガを楽しむ格好でモチベーションアップ！経験者からアドバイス

「ヨガ専用の服を持っていないし、専門店のサイト見てもイマイチよくわからない」
「インストラクターみたいな格好はムリ！体型カバーしてくれるウエアは？」
「毎回似たような格好で気分が上がらない」

そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

機能性だけでなく、おしゃれも楽しみたいですよね。
 
そこで、ヨガスタジオに通っている先輩たちに、初心者の頃を振り返ってもらいつつ、ヨガウエアのアドバイスをもらいました。ぜひ参考にしてください。

ヨガウェアは意外とバリエーション豊かだし、カラーもたくさん揃ってます。トップスとボトムスの組み合わせを変えるだけでも、印象が大きく変わりますよ。

ボトムスは、最初は黒を選びがちですけど、グレー系のボトムスを持っていると、トップスを何にしてもコントラストが激しくなくて合わせやすいので便利、イチオシですね。

たとえば、ベーシックなグレーのレギンスに、パステルカラーのトップスを合わせると、柔らかな雰囲気に。ニュアンスカラー系のウェアは、年齢に関係なく、けっこういい感じに見えて周りの評判もいいかな。

普段は絶対着ないような明るい色のウェアに挑戦するのも、気分転換になるのでオススメです！

ちょっと寒い時にはおるカーディガンやパーカーが1着あると便利です。

レッスンが始まるまで着ていれば、中にけっこうピッタリウエア着ていても気にならないですしね。お尻が隠れるくらいの丈の伸縮性のある薄手カーディガンで、前が結べるものや、ラップカーディガンタイプも、そのままヨガができるので、よく使っています。

面倒くさいなって人には、最初からレイヤード（重ね着）風に見えるトップスを購入するのもあり！

レイヤードではないけど、ヨガ用ソックスとかレッグウォーマーも揃えると、気分的に「ヨガやってる〜」って感じになりますよ。

とにかく最初は、大きめTシャツで腰あたりまで隠していました。家にある普通のTシャツ、下はスェット素材のゆったりパンツ。少したってレギンスも購入したけど、その上にショートパンツはいていました。

夫のTシャツもよく拝借してたかな。

あとはワークマン女子とかユニクロとかで、スポーツ系のウエアから選んでいました。ヨガウエア専門店でも、ちゃんと大きいサイズを扱っているところがあるから、続けられそうと思ったら見てみると楽しいですよ。

ヨガの格好で多い、ブラトップ型のトップス。ぽっちゃり体型のわたしには「絶対ムリ！」と避けていたのですが。

でも、ヨガを始めて3ヶ月くらいして、続けられそうだなと思った時に、勇気を出して、ひとつ購入。

へそ出しスタイルができるようになるまでがんばろう！って、目標に掲げました。

ヨガは呼吸も大事でお腹の動きがよくわかる、へそ出しスタイルが推奨されているみたい。でも、初心者向けのクラスでは、ほとんどの人が大きめTシャツ＋レギンス＋ショートパンツ、それかハイウエストのゆったりヨガパンツが多かったです。

普通にジャージにTシャツって人もいたしね。

そこまで格好を気にしなくても大丈夫ですよ！

よくある疑問と解決策「ヨガの格好Q&A」

Q1：レギンスに抵抗がある場合は？

• スカート付きレギンス
• ゆったりめのヨガパンツ
• 膝下丈のハーフパンツ

 
これらのアイテムなら、気持ち的にも楽に取り組めます。最近はいろいろなデザインのヨガウェアが販売されているので、自分に合ったものを選べます。
 
Q2：体型カバーできるウェアは？

• Aラインのトップスでウエストラインをカバー
• 長め丈のトップスで腰回りをカバー
• ハイウエストのボトムスでお腹まわりをすっきり見せる

 
体型カバーを意識しすぎると、かえって動きづらくなることも。まずは動きやすさを重視して、少しずつ自分に合うスタイルを見つけていきましょう。
 
Q3：ヨガウェアのお手入れ方法は？

• 中性洗剤での手洗いが基本
• 洗濯ネット使用で型崩れ防止
• 直射日光を避けて干す

 
毎回のお手入れが丁寧だと、ウェアの寿命も延びます。汗をかいた後はすぐに洗濯することをおすすめします。
 
Q4：ヨガの格好で気をつけた方がいいことは？

• 試着をしてから購入する
• ヨガスタジオのルールを守る

 
ショップでヨガウエアを購入する際には、試着させてくれる店舗を選ぶと安心。通販の場合はできれば一度、店で試着し自分のサイズを確認しておくといいですね。

どんな格好でもよいわけではなく、各ヨガスタジオでルールが設定されているケースも。入会時にレッスン時の格好やウエアについて確認しておくと安心です。
 
Q5：もうすぐ還暦、体型もぽっちゃりでヨガの格好で悩んでいる

• 大人・シニア向けのウエアを選ぶ
• 長め＆ゆるめトップスが安心

 
実は50代や60代からヨガを始める人も多いので、ショップに行くと大人向けの落ち着いたコーナーなどもあります。大きめサイズを扱っている専門店で、いろいろとチェックしてみては？

Q5：無料体験で「動きやすい服装」となっているけど、何を着ればいいの？

• 手持ちの服で十分！
• ジャージにTシャツでOK

体験レッスンやワークショップは、わざわざ専用のウェアを買う必要はありません。家にあるTシャツとレギンスや、いわゆる部屋着のようなもので問題ありません。

格好で悩まないで！あなたらしいヨガライフをスタート

ヨガウェア選びで最も大切なのは、あなた自身が心地よく感じられることです。高価な専用ウェアがなくても、手持ちの服から始められます。

3ヶ月とか、半年とか、定期的に通うようになったら、自分に合ったウェアや専門店でお気に入りの1枚を探してみては？それがヨガを続けるモチベーションにもなるはずです。
 
まずは気軽に始めて、少しずつ自分らしいヨガスタイルを見つけていきましょう。体を動かすことの心地よさを、ぜひ体験してみてください。