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監修者
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株式会社Mana Be ラボ代表取締役
浦地 純也氏株式会社Mana Beラボ代表取締役。元高校理科教員。瞑想状態と速読を掛け合わせた独自メソッド「GSR」を共同開発。10年間で4万人以上を指導し、創造性と情報処理力を高める学びを全国に届けている。
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多くの速読法が「眼球運動」や「テクニック」に終始する中、GSR(ジェネラティブスピードリーディング)が提唱するのは、まったく異なるアプローチです。
それは、読書を通じて脳のOSそのものをアップデートし、知識を「生成(ジェネラティブ)」する力に変えること。
なぜ、GSRでは短期間で劇的な変化が起きるのか?
AIが要約をしてくれる現代において、なぜこの読書法がビジネスパーソンや教育現場で熱狂的に支持されているのか?
その本質的な理由と驚きのメソッドに迫るべく、GSRを運営する株式会社Mana Be ラボ代表取締役の浦地純也氏にお話を伺いました。

GSRを運営する株式会社Mana Be ラボ代表取締役の浦地純也氏
GSRの理念と浦地純也氏のプロフィールはこちら
GSRと従来の速読の違いは? 「ジェネラティブ」が指す本当の意味

GSRのトレーニング風景
――ジェネラティブスピードリーディングについて詳しく教えていただけますか?
浦地さん:GSR(ジェネラティブスピードリーディング)は、「ジェネラティブ」という瞑想状態と、最新の脳科学によって体系化した新しい速読法です。
「ジェネラティブ」の瞑想状態は、スタンフォード大学心理学博士のスティーブン・ギリガン先生と、NLPの天才研究家として有名なロバート・ディルツ先生によって開発されました。
瞑想状態を活用して没入感を高めるため、短期間で習得できる
浦地さん:瞑想状態の速読への応用は独自開発であり、従来の速読法とは大きく異なるポイントです。この集中状態を活用すると、自然と身体に染みついている読書の思い込みや癖を効率的に取り払い、没入感を高めて早く読めるようになる効果が期待できます。

瞑想状態に入る受講生たち
そのおかげで、従来は習得に1~2年かかっていた速読を、GSRなら最短6週間で習得可能です。
インプットだけでなくアウトプットまで行える
浦地さん:従来の速読は、インプットはできてもアウトプットはできない問題を抱えていました。しかし、GSRでは、アウトプットまできっちりと行っています。
プログラムの後半に本の中身をシェア・プレゼンする10分の時間を設け、どれだけインプットできているかを確認します。
インプットだけでなくアウトプットまでできるからこそ、創造性やひらめきにもつながり、従来の速読にはない価値を感じられるはずです。
タイプ別診断の結果に合わせた指導
浦地さん:他の速読教室で挫折してGSRを検討される方も多くいます。そのような方からよく聞かれるのは、「講師との相性が合わなかった」という声です。
GSRでは、講師との相性問題を解決するため、独自に読書タイプ別診断を行っています。
診断は、読書の癖がわかり、個性に合わせたコーチングを行えるようになるのがメリットです。
私は、中学校、高等学校理科教員免許の他、日本統合心理学協会資格も保有しており、技術面も心理面も、一人ひとりに合わせたコーチングを心がけています。

GSRのトレーニング風景
GSRは、単に本を早く読む手法ではありません。集中力を高めて脳の処理速度を上げられるため、生産性も高められます。
その特性から、本を読みたい方はもちろん、仕事の残業時間を減らしたい方からも支持を得ています。
当社では、2時間半のGSR体験会を定期的に実施中です。
体験会では実際に速読のメソッドを実践し、読書速度が2倍以上になる方が続出しているため、気になる方はぜひ参加してみてください。
【事例】GSRのプログラムを受けて起きた劇的な変化

GSRのトレーニング風景
――GSRのプログラムを受けた方にはどのような変化が見られましたか?
浦地さん:年間で700~800冊読めるようになった方が多くいます。
受講前は1年に1冊読むのがやっとという方に、「GSRを通じて読書が楽しくなりました」と言われたこともあります。
読書自体に対して抵抗感が少なくなるのが、GSRのプログラムを受講した方の共通点でしょう。
GSRは「脳のコンディショニング」を調整するトレーニングでもあり、処理能力の向上にも効果を発揮します。
最も印象的だったのは、激務で月100時間残業をしていた保育園の園長が、月20時間にまで減らせた事例です。
読書目的で受講される方が最も多くいますが、「仕事の残業時間を減らしたい」「仕事で成果を出したい」という目的で受講される方も少なくありません。
健康目的や生活習慣改善目的で通われる方も多い印象です。
資格試験の勉強に活用される方も多く、生成AI関連の資格や、行政書士・社会保険労務士(社労士)などの士業系の資格取得に活かされています。
行政書士資格の勉強と同時にGSRを始めた方は、速読を習得して6ヵ月で資格試験に合格し、周囲にはかなり驚かれたそうです。
行政書士は合格まで一般的に1~2年かかると言われているので、スピード合格ですね。
株式会社Mana Be ラボとは|GSRを始めようと思ったきっかけ

――株式会社Mana Be ラボについて教えてください。
浦地さん:2019年に一般社団法人ジェネラティブスピードリーディング協会を設立して運営を行っていましたが、2023年からは株式会社Mana Beラボが運営しています。
現在は、年間200~300名の方が受講されています。
GSRを始めようと思ったのは、以前速読教室のフランチャイズオーナーを務めていた際、習得するまでの期間が長く、挫折率が高かったことがきっかけです。
一般的な速読だと、習得するために1~2年の期間がかかります。
期間が長く誰にでも身につけられるスキルではないため、約7割の方は挫折してしまっていました。
そこで、「より短期間で誰にでも簡単に身につけられる速読法を作りたい」と考え、師事していた先生と一緒にGSRを開発しました。
GSRは、習得率は96%*を誇っており、従来の速読とは一線を画していると自負しています。
――GSRではどのようなプログラムで学べますか?
浦地さん:6週間のプログラムがメインです。
期間中に3回、半日間のオンライン集中トレーニングを行っています。

オンライントレーニングの様子
日程は申し込み時に決まっており、日程が合う方だけ参加できる形式です。
日程が合わない方向けに、3ヵ月や6ヵ月で動画で学ぶプログラムも用意しています。
その場合、定期的にオンラインでグループコンサルティングを行い、質問に答えたり、アドバイスしたりしています。
――6週間のプログラムで長い時間まとめてトレーニングを行うのには意味があるのですか?
浦地さん:半日間の集中トレーニングは、受講生の「コンフォートゾーン」を一時的に超えていくために重要です。
従来の教室型のように間隔が空くと、成長しても元の状態に戻ってしまいます。
しかし、集中トレーニングで限界を突破すると、期間が空いて読むスピードが落ちたとしても、以前よりは底上げされた状態を維持できるようになります。
長時間集中してトレーニングを行うのが、成長の波を打ちながらも着実にレベルを上げていくための秘訣の一つです。
また、自宅学習の宿題だけではやらない受講生が多いので、コントロールできる時間を確保して成果につなげたいという目的もあります。
AI時代だからこそ、人間は「GSR」で進化する

GSRを習得した受講生たち
浦地さん:AI時代だからこそ、読解力や処理能力を高めてAIを適切に扱う必要があります。
よりよい質問を考え出す力とそれを言語化する能力、そして、AIの出力結果を正しく素早く処理する能力がないと、AIを使いこなせないでしょう。
今後は、GSRをよりポピュラーなものにするため、学校への導入を進めていきたいと考えています。
普及のための活動として、すでに全国の学習塾や教室との連携の話が進んでおり、速読のイベントや講演会を行っています。
10年で40,000名以上を指導してきた実績とノウハウを活かし、今後も多くの方を指導していく予定です。
将来的には、「学習には速読が必須」「スキル習得には速読がセット」と言われる世の中にしたいと考えています。
トレーニングの成果を実感できると、モチベーションも上がりそうですね。