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韓国メイクは「憧れ」から「自分の技術」へ。K-Beautyアカデミーが目指す、一生モノのセルフプロデュース力とは?

韓国メイクは「憧れ」から「自分の技術」へ。K-Beautyアカデミーが目指す、一生モノのセルフプロデュース力とは?
  • 今回お話を伺った方
    • 株式会社シルキースタイル代表取締役

      上田 美央氏

      上智大学卒業後、外資系金融機関・上場証券会社でPR・IRを経験。多忙な生活の中で美容が心を整える力になると実感し、美容とフェムテック分野で女性の前向きな生き方を支援している。

「韓国メイクが好き」「韓国コスメを使っている」という声を、最近よく耳にするようになりました。

一方で、「結局、何が正解なのかわからない」「アイドルみたいにはなれないし、自分には難しそう」と、憧れのままで立ち止まってしまう人が多いのも事実です。

そんな“憧れ止まり”の状態から一歩踏み出し、本場・韓国のトップメイクを、日本にいながら自分の手で再現できるようになる——。そんな体験と学びの場として誕生したのが、K-Beautyアカデミーです。

K-Beautyアカデミーでは、プロ志望の美容師・メイクアップアーティスト向けの技術指導コースに加え、一般の方を対象としたセルフメイク・スタイリング講座も展開しています。

「韓国式を本格的に学びたい」という想いを持つ方に向けて、現役講師が理論から丁寧に指導し、K-Beautyの入り口としても、プロキャリアの基礎としても活用できるカリキュラムが特徴です。

今回は、株式会社シルキースタイル代表取締役であり、一般社団法人日本フェムテック協会代表理事も務める上田美央氏にインタビューをおこないました。K-Beautyアカデミー設立の背景やセルフメイクに込めた想い、そして描く未来のビジョンまで、じっくりお話を伺っていきます。


「本物の韓国メイク」を、憧れで終わらせたくない

——これだけ韓国コスメや韓国メイクが日本に浸透している中で、なぜ今、あえて「アカデミー」という形でK-Beautyを伝えようと思われたのでしょうか?

上田さん:韓国美容は一過性のブームを超え、エンタメやビューティーの世界全体を牽引する存在になっていると感じます。

私自身、韓国のエンタメ業界と関わる機会が多いのですが、日本に来る韓国のアイドルや俳優たちは、ほとんどの場合、わざわざ韓国から専属のメイクアップアーティストを連れてきます。トップクラスの方だけでなく、比較的若い世代の方でも同じです。

「日本のメイクが悪い」ということではなく、やり方や考え方、思想そのものが違うのです。その違いに触れたときに、「これだけ韓国メイクが流行っている今だからこそ、本物の韓国メイクとは何なのかを、きちんと伝える必要があるのではないか」と強く思うようになりました。

——そこから、YU1L、そしてK-Beautyアカデミーへとつながっていくのですね。

上田さん:はい。韓国トップサロン「JOY187」と提携し、日本唯一の公認サロンとしてYU1l×JOY187 KOREAN MAKE UP SALONを立ち上げたのも、本物の技術を、そのまま日本に届けたかったからです。

左:JOY187 右:ダヘ先生


メイクアップは、日常生活からすると少し遠い存在に感じられるかもしれません。

しかし、トップレベルの技術でつくられる「最高の瞬間」を体験する時間があることで、女性は気持ちが前向きになったり、また頑張ろうと思えたりします。メイクの力を、私は何度も目の当たりにしてきました。

ただ、サロンでプロにしてもらう体験は特別で素晴らしい反面、どうしても日常には持ち帰りづらい課題があります。そこで次のステップとして、「韓国メイクの技術や考え方を、体験だけで終わらせず、学びとして残したい」と思ったんです。

プロのメイクアップで活躍できる人材を育てたいのはもちろんですが、多くの方々に、「メイクで変わる人生」を体験してほしくて、「セルフメイクのアドバイス」ができる人達を育てたいと思っています。

それが、K-Beautyアカデミーを立ち上げた一番の理由ですね。

自分と向き合う時間としてのセルフメイク

——K-Beautyアカデミーでは、セルフメイクアップ、そして、そのアドバイスができることも大切にしていると伺いました。その理由を教えてください。

上田さん:メイクは日常の中でも大切なものだからこそ、K-Beautyアカデミーでは特別なシーンに加えて、特にセルフメイクアップで求められる日常シーンでも使える基礎的なテクニックを大切にしています。

そもそもセルフメイクとは、自分を知りながら、好きな自分の状態で日常を過ごすためのテクニックの一つです。

セルフメイクを通して自分の顔と向き合う時間が、その人の心の状態にも大きく影響します。

——日常の中で自分と向き合うセルフメイクが、韓国メイクの考え方にもつながっているのですね。

上田さん:そもそも韓国メイクの本質は、短所を隠すことでも、流行をなぞることでもありません。

自分の良さを見つけて、なりたい自分を描いていく姿勢が大切です。

メイクが変わると、表情も人生も変わる

——実際に、メイクを通じてどのような変化が生まれると感じていますか?

上田さん:プロの視点で少しアドバイスをするだけで、表情まで一気に変わった瞬間を何度も見てきました。

鏡を見た瞬間に「私ってこんな顔だったんだ」「自分でやって、こんなに変わるんだ」と驚かれる方も多いですね。

もちろん見た目の変化だけではなくて、気持ちやマインドの部分にも大きく影響していると感じています。

——韓国メイクならではの特徴は、どんな点にありますか?

上田さん:メイクアップアーティストの先生たちもよく言っていますが、「思いっきり自分の枠を超える」のが韓国のメイクなんですよね。

実際のレッスンでも、今までの知識や考え方をいったん手放して、真っさらな気持ちで描いていく段階から入っていくことが多いです。

私は、メイクは心にも作用するものだと感じています。固定概念を外して、なりたい方向に振り切るプロセスの中で、見た目だけでなく、気持ちの面でも前向きな変化が生まれていきます

サロン内のイメージ

技術だけでは終わらせない。K-Beautyが育てたいもの

——これからK-Beautyアカデミーに来てほしいのは、どんな方でしょうか?

韓国のトレンドが好きで、アップデートを楽しめる方ですね。新しいものを楽しみながら取り入れていける姿勢は、とても大切です。

もう一つ挙げるとしたら、自分なりの軸を持ちたいと思っている方でしょうか。

今は、コスメも情報も本当にたくさん溢えていますよね。だからこそ、「流行っているから選ぶ」のではなく、「これは自分に合う」と、自分の感覚で選んでいけるようになることが大事です。

K-Beautyアカデミーとしても、自分の中で納得しながら選択していける人が増えていくことを応援したいと感じています。

——受講後、どんな変化を遂げてほしいですか?

メイクを通して、少しずつでも自分に自信を持てるようになっていってほしいですね。

そして、自分自身が前向きになることで、結果的に周りの人にも良い影響を与えられる存在になっていただけたら嬉しいなと思っています。

日本の美容に、新しいベースをつくりたい

——最後に、K-Beautyアカデミーを通じてどんな未来を描いていますか?

まずひとつは、常にアップデートされる情報を、できるだけ早い段階で日本に届けていくことです。

韓国メイクは個別性が高く、人によってアプローチが大きく異なります。その考え方や技術をできるだけ整理しながら伝えていくことで、学ぶ人たち全体のベースのレベルを、少しずつ引き上げていけたらと考えています。

その積み重ねが、日本の美容全体の土台を底上げしていくことにもつながっていくはずです。

また、韓国の美のあり方を見ていると、日常の中で美容や健康に向き合う姿勢そのものが、とても印象的です。外見を整えるためだけではなく、自分自身をきちんと見つめ、ケアしているのです。

K-Beautyアカデミーでは、韓国メイクを入口にしながら、美容や健康の分野へも少しずつ広げていけたらいいなと思っています。

店舗名 住所 URL
YUIL 東京都港区浜松町2丁目13-12 RiseWellビル3F https://www.yu1l.jp
JOY187
東京都港区浜松町2丁目13-12 RiseWellビル3F
https://joy187.jp/japan/
JOY187 (Space Cheongdam) 3F, 30, Seolleung-ro 152-gil, Gangnam-gu, Seoul, Korea
https://joy187.jp/reservation/

編集後記:「正解」を探すメイクから、自分のメイクへ

今回の取材を通して印象に残ったのは、K-Beautyアカデミーが韓国メイクの技術だけでなく、その先にある価値まで大切にしている点でした。

メイクは、鏡の前で自分と向き合い、今日はどんな自分でいたいかを考える時間でもあります。

その積み重ねが、気持ちを整え、自分に自信を持つきっかけになっていくのではないでしょうか。

憧れはあるけれど、何が正解かわからない方にこそ、一度“自分のためのメイク”を学ぶ時間を持ってみてほしいと思います。

K-Beautyアカデミーは、自分のためのメイクに出会うきっかけになる場所だと感じました。

WRITER

この記事を書いた人
星野いと

星野いと

元金融機関勤務、現在はフリーランスライター。元気いっぱいの姉妹と夫の4人家族で、日々笑いと発見の絶えない暮らしを楽しんでいます。 趣味は旅行とおいしいもの探し。新しい土地での食べ歩きや、地元ならではの味に出会う瞬間が大好き。学生時代はフラダンスとヨガをやっていたが、最近はデスクワーク中心の生活で運動不足気味。そろそろ身体を動かす習慣を取り戻したいところ。

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