最終更新日 2021.01.15

[オンラインワークショップのやり方]アイスブレイクの方法やコツ

[オンラインワークショップのやり方]アイスブレイクの方法やコツ

「ワークショップイベントをオンラインで開催してみたい!でもどんなやり方で進めたらいいのだろう…。」最初は不安ですよね。しかし心配することはありません。この記事ではオンラインワークショップのやり方やコツを分かりやすくご紹介します。ワークショップの内容はどうすれば?どんな準備が必要?主催者として気を付けることは?など、開催のためのステップを一緒に見ていきましょう。

1. オンラインワークショップ開催までの準備

オンラインワークショップのやり方を考える前に、スムーズにワークショップを開催するために必要な準備や、注意点を押さえておきましょう。

1-1. オンライン開催で大切なのは下準備!

オンラインワークショップでは、リアルな空間に集まる対面ワークショップでは必要でなかったような、新しいやり方の習得が必要になります。オンラインならではの事前準備について確認していきましょう。

・生徒さんがスムーズにログインできますか?
Zoom等オンラインツールやアプリの使用方法に不安がある方は、事前フォローが必要です。まずはログインできるかテストしてもらいましょう。

・事前にカメラ・マイクの使い方を説明し、調整等してもらいましょう
大人数のワークショップでは当日の個別対応に限界があります。当日使うツールや必要な機材については、簡単な使用方法や注意点、お教室ならではのルールなどを説明したメールを事前配信してみてはいかがでしょう。やり方が分からない生徒さんや、機械に弱そうな生徒さんの疑問を予め解消しておくことで、当日の混乱を防ぐことができます。

・ワークショップの時間配分のチェック
接続トラブルやツール・アプリの不具合等に対応できるように、時間ギリギリの講座内容を避けましょう。必ず、それぞれの手順ごとにバッファの時間を用意しておき、何かトラブルが起こっても吸収できるようにしておきます。また、逆に何も起こらなかった場合にどうやって時間をやり繰りするかを考えておくことも重要です。

・先生側も当日のテストを必ずしておきましょう
当日、出来ると思っていたことが出来ない!というケースが、オンラインワークショップではよく起こります。特に初めて使うツールやアプリの場合は要注意。事前に当日のスケジュールに沿って一通り開催のロールプレイングをしておきましょう。また、先生側と生徒さん側では見えている画面や使える機能なども違います。できればテストをする際に、スマートフォンなどで生徒側として参加してみてトラブルが起きないかも確認しておきましょう。

1-2. 生徒さんの満足度を上げるためには

オンラインワークショップに集まる生徒さんはどのようなことを期待しているでしょうか?

ワイワイした雰囲気の中ワークしたい!
じっくり集中してワークショップに取り組みたい…
子どもを参加させるから「できた!」を感じて欲しい

同じ期待を持つ生徒さんが多いイベントだと場の雰囲気はよくなります。そして、生徒さんが持つ期待に応えることがワークショップ成功のコツ。その期待の内容に応じて、おのずとワークショップの内容や流れも変わります。開催前にしっかりとイメージトレーニングしておきましょう!

2. オンラインワークショップ当日のポイント

いよいよオンラインワークショップ当日です。スムーズな進行で、満足度の高いオンラインワークショップを提供するためのポイントをご紹介します。

2-1. なるべく時間は細切れの設定にしましょう

特に「何かを作る」ワークショップの場合、制作時間にたくさん充てたいという先生は多いかもしれません。しかし黙々と作業をしながらも同じ空間を共有しているリアルなワークショップと違い、オンラインワークショップでは「孤独」や「疎外感」を感じがち。集中力も長くは持ちません。20分前後で何かアイスブレイクの時間を作るなど、区切りがあるやり方がおすすめです。

2-2. 全員に「参加」の意識を持ってもらいましょう

どんなに優れたツールやアプリを使っていても、オンラインの場では複数の人が同時に喋ると混線が起こるため基本的には自由に発言が出来ません。ともすると「ただ聞いているだけ」になりがちなので注意が必要です。先生側は参加しているメンバーの全員を把握し、それぞれの特徴を引き出しながら、バランスよく話を振るなど会話するチャンスを与えるように進行しましょう。

オンラインワークショップでよく使われる「Zoom」というツールには「ブレイクアウトルーム」という機能があり、集まった参加者を複数のグループに分けてディスカッションしてもらうやり方があります。10人以上人が集まるワークショップなら、ブレイクアウトルームを使って複数のグループに分けることで、一人ひとりの発言の機会を増やすことが出来ます。

2-3. イベントの完成物をシェアしましょう

「ワークショップ」なので、最終的に何かしら完成物が出来上がることも多いと思います。オンラインイベントの魅力の一つはインターネットに皆が繋がっているということです。できればその日1日のワークショップの集大成をスクリーンショットで写真におさめたりして、生徒さんがご自身のSNSなどでシェア出来るように誘導しましょう。お互いのアカウントを紹介し合ったりしてもいいですね。
生徒さんの達成感も上がりますし、先生のお教室の魅力ももっとたくさんの人に広まります。

3. 終わりに

外出を控える方が多い今、対面でのワークショップには抵抗がある方も。オンラインでのワークショップ開催は今後も需要が高まるでしょう。オンラインワークショップで生徒さんの満足度が上がれば、その後の繋がりも期待できるかもしれません。
はじめての開催は誰でも不安ですが、コツを掴めばとても便利で新しい可能性が広がるツールです。ぜひ上手に取り入れて最初の一歩を踏み出しましょう!この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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