横浜国立大学経営学部卒業。商社で通関士として働く。退職後、フランス・パリに渡り、リッツでディプロムを取得。その後、シュクレ・カカオ、フレデリック・カッセル、フォション・パリ本店、ホテル・リッツにて働く。帰国後、お菓子教室 Le Petit Plaisirル・プティ・プレジールを主宰。京急カルチャーにて講座の講師、カフェにてお菓子・レシピの提供や、企業にてデモ・レッスンなど、多方面にて活躍。
小さい頃から、母がよくマドレーヌやシュークリームを作ってくれました。そのうちに、私も一緒にお手伝いするようになって、中学生になる頃には一人で好きなお菓子を手づくりするようになっていましたね。私は昔からモンブランが大好きで、ケーキ屋さんに連れていってもらうと、必ずモンブランを選んでいました。でも、栗が少ししか載っていなかったり、スポンジばかり大きくてクリームがとても少なかったりすると、とても残念な気持ちに。そこで、自分の手で、栗がたくさん入って、クリームもたっぷりの“理想のモンブラン”が作れたらいいな、と思って、お小遣いをはたいて自作していたのを憶えています。
学生時代は、お菓子づくりよりも海外への憧れが強くなりました。留学をしたいと思っていたけれど、いろいろな理由から、叶わないまま卒業。アパレル商社に就職して、通関士として輸入業務に携わりました。その後、転職をしていくらか働きましたが、その間も、いつもなにか心に引っかかることがありました。
心に引っかかること。それは、学生時代に留学ができなかったことでした。海外への夢を諦めていたことが心残りで、いつも物足りなさを感じていたのです。
後悔したままこの後の人生を送るよりも、失敗してもチャレンジしてみよう。そう思って、私は思いきって会社を退職し、留学することを決意。ワーキングホリデーの制度を利用して、フランス・パリに渡りました。ただ語学を学ぶための留学ではなく、なにか技術を身につけたかった。そこで脳裏にひらめいたのがお菓子づくり。小さな頃から大好きだったし、フランスといえば洋菓子も(大好きなモンブランも)有名。私は、パリ・ホテルリッツ内の料理学校 エコール・リッツ・エスコフィエに入学して、語学を学びながら製菓と製パンを習得しました。学校を卒業してからは、働きながら技術を実践。せっかく働くなら有名なパティスリーで修行したいと思い、名門と呼ばれるパティスリーはもちろん、あらゆるパティスリーやショコラティエに願書を出しました。すると、運よく、パリの東にある名店「シュクレ・カカオ」からお声がかかり、そこで働くことに。最初は言葉がわからなくて間違えてしまったり、失敗して怒られたりしましたが、少しずつ現場に慣れていきました。その後も、いろいろなパティスリーを見てみたいと思い、フレデリック・カッセル、フォション・パリ本店、ホテル・リッツなど、お店を点々としながら現場を経験。その後、帰国しました。
パリで学んできたお菓子作りを人に伝えたいと思い、2003年にお菓子教室Le Petit Plaisir ル・プティ・プレジールとして開業。コンセプトは「プロの味をご家庭で」ということでした。お店で売っているような美味しくてきれいなお菓子も、じつはちょっとした工夫やコツをつかむことで、ご家庭にある道具や近所のお店で買ってきた材料で作ることができる。お菓子づくり初心者の方も、ベテランだけどおうちのキッチンでは無理だろう、と諦めていた人たちも、「あぁ、こうすればいいんだ!」という発見になるようなことを、レッスンではお伝えしたいと、いつも思っています。Le Petit Plaisir ル・プティ・プレジールのレッスンは、デモンストレーションとして私の作業工程をお見せした後に、 “1人1台”を作っていただく、参加型のレッスン。現場のパティシエやショコラティエがお店のキッチンでどのように作っているかを、間近で見て学ぶだけでなく、実際にご自分で手を動かして作っていただくことも大切だと考えているからです。もちろん、おうちで簡単に取り入れられるように、時短のコツとか、効率化のヒントなんかもお伝えしています。
生徒さんには、“自信を持って”お菓子を作ってもらえるようになってほしいですね。「美味しいかどうかわからないけれど、作ったの」といって渡すよりも、「すごく美味しくできたから、食べてみて!」と、自信を持って、家族や大切な人たちにお菓子を贈ることができるように。自信が持てると、お菓子づくりはさらに楽しくなりますし、美味しさも倍増しますから。
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マカロンレッスン
Le Petit Plaisir ル・プティ・プレジール人気NO.1のレッスンは、マカロンレッスン。おうちで作っても失敗しないコツが学べます。
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チョコレート細工
パリの名門シュクレ・カカオやフォションなど、本場のパティスリーで働いていた経験がある稲邑先生ならではの繊細優美なチョコレート細工。
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フランスでの経験に基づくレッスン
フランス・パリに渡り、数々の名門パティスリーで働いた経験にもとづくレッスン。まるでお店に売っているような美味しく美しいお菓子を学べます。
レッスンを終えた後は、試食タイム。この試食タイムを楽しみにきてくださる方もすごく多いんです。その日のお菓子に合うコーヒーや紅茶を選ぶのはとても大切。コーヒーや紅茶は、お菓子の味を引き立てますから。
UCC DRIP PODのように、たくさんの種類から選べるコーヒーマシンがあると、とても便利ですね。生徒さんと「どれにする?」「私はコレ!」なんていいながら、みんなで好きな味を選び合ったり、「今日のお菓子にはこれが合いそうだね」と、選んで差し上げることも。お菓子好きの生徒さんばかりですから、コーヒーの話題ひとつで、ものすごく話が弾むんですよ。お教室でUCC DRIP PODは、コミュニケーションのツールとしても大活躍しています。
また、私自身もUCC DRIP PODに癒されています。レッスンの準備時間など、一人で過ごす時には、わざわざドリップするのはちょっと面倒だから、簡単にインスタントコーヒーですませてしまうことが多かったんです。
でも、UCC DRIP PODなら1杯分、1人分をパッと作ることができる。本格的で炒りたての味がたった60秒でいれられるのはうれしいですね。コーヒーだけでなく、紅茶や緑茶もあるから、その日の気分や時間帯で飲み分けられるのもポイントです。そんな風に、一人の時間も、生徒さんとの時間も楽しめるのがUCC DRIP PODの魅力だと思います。
UCC DRIP PODお教室のイメージに
合うハニーホワイト
白を基調としたお教室の空間のイメージに合うハニーホワイトを選びました。ハニーイエローとのバイカラーのデザインもお気に入りです。
DRIP PODブルーマウンテンブレンド
苦味を抑えた
まろやかな味わい
苦味、酸味が調和した、バランスがよく、まろやかな味わいは洋菓子によく合いますね。抽出が始まると優雅な香りがするので、いれるだけで気分が上がります。
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抽出中の香りを楽しめるのもUCC DRIP PODの魅力のひとつ。ボタンを押した後は、香り立つ格別なひとときを楽しんでいます。
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コーヒーのお供には、イタリアの洋菓子ビスコッティ。コーヒーに浸して、柔らかくしながら食べるのが通!
専用ポッドをセットしてボタンを押すだけで、これまでプロのハンドドリップでしか成し得なかった本格ドリップコーヒーの味わいが楽しめるコーヒーマシン。ドリップポッドをセットし、電源ボタンを押してわずか30秒でスタンバイ。忙しいレッスンの合間でもお待たせすることはありません。抽出音も静かなのでレッスンの妨げになることもないです。落ち着いたカラーのチェリーレッド、カジュアルな雰囲気のハニーホワイト、シックな場所に合うカフェブラックの3色を展開。コンパクトで場所も選びません。
伝説といわれるコーヒーをはじめ、奥深い世界を体験できる「スペシャルティ」、UCCが世界中から厳選した高品質豆を使用した、おもてなしに最適な「プレミアム」、毎日気軽に愉しめる「デイリー」など、お好みやシーンで選べる20種類をラインナップ。1杯ずつ窒素充填し、酸素を除去した個別密封包装。1杯ずつ開封のたびに、炒りたて、挽きたての香りを味わえます。オーガニックコーヒー、紅茶、緑茶も取りそろえ。
ハンドドリップの味わいに欠かせない、本格的な“蒸らし”機能付き。プロのハンドドリップの抽出を再現し、素材本来の味わいをしっかり引き出します。
コーヒー、紅茶、緑茶それぞれに最適な湯温、蒸らし条件、抽出速度で抽出するので、紅茶、緑茶も本格的な味わいです。
抽出後はポッドを捨てるだけなので手が汚れず簡単。使い終わったらホルダーとドリップトレーを水洗いするだけ。清潔で、後片付けもラクラク。