倉敷市生まれ。早稲田大学卒業。大手広告会社に広告プランナーとして勤務するかたわら、趣味として陶芸を始める。陶芸教室に通い始めて、8ヵ月で県展初入選。日本伝統工芸展初入選。2003年に広告会社を退社、独立し陶芸家、著述業、広告プランナーとして活動をスタート。2010年9月より津田沼陶芸教室を主宰。
幼少時代から絵を描くことが大好きで、学生の時には油絵のサークルで楽しんでいました。大学を卒業して、広告代理店に就職してからは仕事が忙しくて遠のいていたのですが、しばらくして「また絵を描きたいな」と思い始めました。ちょうどその時に暖炉とか、焚火とか“火”の魅力にハマっていて、“絵”と“火”の両方を楽しめるものはないかな、と考えた時に、思いついたのが陶芸。それから1週間も経たないうちに、近所の陶芸教室に駆け込みました。陶芸を始めてすぐに「これは一生のライフワークになるな」と感じました。とくにろくろの作業がおもしろくて、自分でろくろを買って、家のベランダに置いて毎日練習。平日は仕事から帰って寝るまで、週末の休みの日は一日中。寒い冬の日も、手がかじかみながらも作っては壊し、作っては壊しを繰り返し、ひたすらろくろを回していましたね。
陶芸教室に通い始めて8ヵ月で県展初入選して、その後も新作展(現・東日本伝統工芸展)、日本伝統工芸展などに入選するようになりました。しばらくは広告マン兼陶芸家として2足のわらじで活動していましたが、2003年に退社し、一念発起で独立することを決意しました。
独立してからしばらくは、一人で創作活動をしていましたが、2010年にアトリエを改装して、津田沼陶芸教室をスタート。教室を始めると、自分ひとりでは絶対に気づかないような驚きや発見、そして出会いがたくさんありました。たとえば、陶芸を始めたばかりの生徒さんが「赤い釉薬が焼いたら黒くなるなんてびっくり!」とか「陶器って焼くと15%も縮むんですか!?」っていうんですよ。あぁ、私自身も陶芸をやり始めた頃にこんなことを感じていたなぁって、追体験したりして、新鮮な気持ちになるんです。4年半が経った今も変わらず、いつも生徒さんたちにはいい刺激をもらっています。それが自分の創作にも生きて、いい相乗効果になっています。
陶芸のおもしろいところは、向上心に応えてくれるところ。やればやっただけ上手くなる。手応えを感じるのが楽しいんです。また、陶芸は、作る工程はもちろん、作った後も楽しめますね。でき上がった作品を実生活で使うことで、ライフスタイルの中に自分らしさをプラスしたり、ちょっとした贅沢を感じたりすることができます。作品を人にプレゼントするのも、楽しみ方のひとつ。贈る相手の顔を思い浮かべながら心を込めて作ったものを、渡して喜んでもらえたときには、本当にうれしいものです。そのように、作ること、使うこと、贈ることを通じて、自分の生活や大切な人の生活を豊かにできることが、陶芸の醍醐味だと思います。
だから、生徒さんにも上達していくプロセスをしっかり体感しながら、陶芸の魅力を肌で感じてほしい。生徒さんのレベルに合わせて、それぞれの要望や目標をしっかり汲んで、それぞれのプレイヤーに合わせた“伴奏”ができるようなレッスンを心がけています。そして生徒さんのいいところをどんどん褒めて、上達意欲を上げて差しあげたい、ということを、いつも想っています。
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創造的で楽しい空間
石材工場だった倉庫を改装したお教室。赤と青を基調にした斬新なデザインは空間デザイナーの井上アンドレさんによるもの。
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日本工芸会・正会員
伝統工芸系のなかで最難関といわれる日本伝統工芸展に、のべ4回入選した人のみが推挙される日本工芸会の正会員。
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著書も多数
『週末陶芸のすすめ』(文春文庫)、『歴史を動かしたプレゼン』(新潮新書)など、陶芸に関する著書、広告&コミュニケーションの実用書から小説まで幅広く執筆。
レッスンは、みんな一斉に同じものを作るわけではなく、生徒さんそれぞれが自分の作品づくりに取り組むスタイル。休憩タイムも好きな時にとっていただいています。コーヒーもセルフサービスで自由に飲める形に。生徒さんがおのおの好きなポッドを選んでご自身でいれていただけるので、スムーズなおもてなしができます。水を満タンにしておけば連続で5杯分の抽出ができますから、生徒さんが多い時も待たせず提供できますね。創作に夢中になると、目の前のことしか見えなくなってしまうんですよね。ですから、適宜休憩をはさんで、自分の作品を客観的に見たり、他の人の作業をのぞいてみる時間も必要な勉強だと思います。そんな時にUCC DRIP PODのような美味しく、香りもいいコーヒーがあると、リラックスしやすいですね。一度にたくさん作るタイプのコーヒーメーカーは、保温したままだと酸味や苦味が出て味がおちてしまうし、ポットに入れておくとぬるくなってしまう。一方でUCC DRIP PODは1杯ずつ淹れられますから、常に新鮮な味が楽しめるところが気に入っています。抽出が始まると湯気が出て、コーヒーの香りが漂ってきて、カップに入る瞬間を見ることができる。シズル感があって、五感で楽しめるのもポイントだな、と思います。
私自身にとっても、コーヒーは生活に欠かせません。目覚めがよくないほうだから、朝は必ず飲むし、作品の構想を練る時にも、制作を始める時にも、スターターみたいな存在。「さあ始めるぞ!」っていう時には、コーヒーを飲んでいますね。これからもUCC DRIP PODを活用して、みんなのリフレッシュ時間を充実させていきたいですね。
UCC DRIP POD落ち着いた雰囲気の
カフェブラック
空間の中で主張しすぎず、お教室の雰囲気にも馴染みやすいカフェブラックを選びました。コンパクトなので場所を取らず、移動もしやすく便利です。
DRIP POD鑑定士の誇り
スペシャルブレンド
苦味を抑えたまろやかな味わい
1日に何杯も飲むので、これくらいのまろやかさがちょうどいいです。本格的な味でありながら1杯あたり70円を切るリーズナブルさも気に入っています。
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ドリップポッドケースの表面におすすめの湯量レベルが記載されているので濃さの調節がわかりやすいですね。
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人それぞれ好みは違うもの。豊富な種類の中から生徒さんが好きな味を選べるのもUCC DRIP PODの魅力。
専用ポッドをセットしてボタンを押すだけで、これまでプロのハンドドリップでしか成し得なかった本格ドリップコーヒーの味わいが楽しめるコーヒーマシン。ドリップポッドをセットし、電源ボタンを押してわずか30秒でスタンバイ。忙しいレッスンの合間でもお待たせすることはありません。抽出音も静かなのでレッスンの妨げになることもないです。落ち着いたカラーのチェリーレッド、カジュアルな雰囲気のハニーホワイト、シックな場所に合うカフェブラックの3色を展開。コンパクトで場所も選びません。
伝説といわれるコーヒーをはじめ、奥深い世界を体験できる「スペシャルティ」、UCCが世界中から厳選した高品質豆を使用した、おもてなしに最適な「プレミアム」、毎日気軽に愉しめる「デイリー」など、お好みやシーンで選べる20種類をラインナップ。1杯ずつ窒素充填し、酸素を除去した個別密封包装。1杯ずつ開封のたびに、炒りたて、挽きたての香りを味わえます。オーガニックコーヒー、紅茶、緑茶も取りそろえ。
ハンドドリップの味わいに欠かせない、本格的な“蒸らし”機能付き。プロのハンドドリップの抽出を再現し、素材本来の味わいをしっかり引き出します。
コーヒー、紅茶、緑茶それぞれに最適な湯温、蒸らし条件、抽出速度で抽出するので、紅茶、緑茶も本格的な味わいです。
抽出後はポッドを捨てるだけなので手が汚れず簡単。使い終わったらホルダーとドリップトレーを水洗いするだけ。清潔で、後片付けもラクラク。