詳細情報
ワークショップの内容
平成24年4月より全国の中学校において武道の授業が必修化となり、ほとんどの学校が「柔道」を選択して授業を行っています。
しかし調査によると 約7割の保護者の方が「柔道」の授業に対して不安を感じているようです。(ベネッセ教育情報サイト2017.7.5 より)
「柔道」の安全指導に不可欠なのは、その危険性の認識と安全意識の環境づくり、そして“受身(うけみ)”を基本とする怪我のリスクを軽減する技術の指導・習得です。
武識塾は厳密には「柔道」の稽古会ではありませんが、武識塾の“礼法(れいほう)”“受身(うけみ)”は「柔道」と同じ形を基本としたものです。また指導する私は長年にわたり少年柔道に携わってきました。柔道指導の現場・問題点なども認識しています。それを踏まえての指導をさせていただきます。
“受身(うけみ)”とは、投げられたり倒されたりした時に自分の体に受けるダメージを少なくするための技であり、古来は“礼法”と共に、まず最初に習う技術のひとつです。また、日常生活においても転んだりした際にこの受身の稽古により、大きな怪我を避けられる可能性が高くなります。
受身の稽古は難しく思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はとても簡単な動作であり、また「体の動かし方」の基本を覚えるのに非常に有効です。
受身は、上手に転ぶための訓練ですが、同時に転びにくい体をつくる訓練でもあります。誰でも立って歩いている限り転んで怪我をするリスクを持っています。だからこそ誰にでも受身は役に立ち、小さなお子さんたちをはじめとして老若男女、あらゆる方に身につけていただきたい技術です。
もちろんこの講座に参加されただけで“受身(うけみ)”が完全にマスターできるわけではありません。また“受身(うけみ)は、「覚えたら絶対に怪我をしない」という魔法ではありません。しかし保護者の方、ご本人が少しでも安心していただける様に力添えができればと思っています。
中高年の方には“介護予防”という言葉に関心をお持ちの方もいらっしゃると思います。多くの場合、介護を受けるようになるきっかけの一つとして転倒事故があげられ、転倒防止のためのストレッチや筋トレなどが各メディアで紹介されています。実際にそれを実践していらっしゃる方も多いかもしれません。その事は非常に有益だと思います。
しかし、これには盲点があると思っています。先にも記述しましたが、「誰でも立って歩いている限り転ぶリスクを持っている。」と私は考えています。いくら鍛えても、いくら若くても、“転ぶ=転倒事故”のリスクはゼロにはならないと思うのです。
ですから私は介護予防を超えるものとして、“受身(うけみ)”の練習を加えた“超・介護予防”を提唱します。出来ることからで充分です。布団の上でも練習できます。従来の介護予防で転倒のリスクを減らし、たとえ転んでも“受身(うけみ)”で怪我のリスクをさらに減らす。それが本当の介護予防であり、これもひとつの立派な“備え=武”でもあると思います。
詳しくは「武識塾ホームページ」もご覧ください。
当日の流れ・所要時間
主な内容
受身の概要(“うけみ”とは?/受身のコツ/中学生に多い事故例など)
実技:後ろ受身
横受身
前受身
前回り受身
投げられたときの受身
など
その他注意事項
持ち物、服装など
持ち物はタオル、飲み物など。動きやすい服装でお越し下さい。
メモされたい方は筆記用具等もお持ちください。(録音、録画は不可)
日程・参加チケット情報
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アクセス情報
交通アクセス
JR内房線 五井駅 車で15分
JR内房線 姉ケ崎駅 車で20分
京成千原線 ちはら台駅 車で30分
レビュー
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