世界史を趣味としてはじめる
大人になるにつれて視野が広がり、世界史を専攻していた学生時代とは、世の中の見え方や知識の量が大きく変わった方も多いのではないでしょうか。また、歴史研究は今も世界中の学者たちによってなされ、世界史そのものも当時とは異なった元号や解釈をされているのです。国際化が進んだ今こそ、世界史を改めて学んで仕事やコミュニケーションに活かしてみてはいかがでしょう。
日本史を趣味としてはじめる
今なお研究され続けている日本史。それによって歴史は日々書き換えられているといっても過言ではありません。昔教科書に載っていた偉人の写真が今は変更されていたり、語呂合わせなどでもなじみ深い日本史の年号が、今は間違いだと言われたりすることも。大人になった今、もう一度日本という国の歴史を学び直し、知識をアップデートしてみませんか?
美術を趣味としてはじめる
各造形芸術の定義や語源、歴史や鑑賞方法から、作品が作られた背景や作者がそこに込めたといわれるメッセージまで、より深く知ることで美術作品そのものがもっと面白くなります。中には美術館の楽しみ方を教えてくれる教室も。絵心がない、美術の授業は苦手だった、そんな方でも、大人になった今なら見えてくるもの、感性に訴えかけるものとの出会いがあるはず!
文学を趣味としてはじめる
文学作品の基礎的な知識、歴史や読み解き方、作品が作られた背景や作家がそこに込めたといわれるメッセージ、その頃の作家を取り巻く人間関係まで、より深く知ることで文学作品はもっと面白くなります。お気に入りの作家の作品を深掘りしていくお教室だけでなく、自分で文学作品を書き上げるためのお教室もあります。ブログやSNSとは違った、文筆の魅力に触れてみるのもおすすめです。
文化史を趣味としてはじめる
文化史は政治史や国家の歴史とは違い、年代などがそこまで重要視されていません。18世紀に生まれた概念で、啓蒙主義の信念に基づく学問です。家族、言語、習俗、宗教、芸術そして科学などを中心とした歴史を指すことが多いのですが、最近では「文化」の変遷を知るためには、法や政治という要素も不可欠と考える学者も増えています。広がりの深い文化史に、ぜひ触れてみては。
民俗学を趣味としてはじめる
日常生活文化の歴史を、民間伝承をおもな資料として再構成しようとする学問。民族学や文化人類学の近接領域と言えます。風俗や習慣、伝説、民話、歌謡、生活用具、家屋など古くから民間で伝承されてきた有形、無形の民俗資料が出発点。世界に目を向けることが増えた現代ですが、故郷のお祭りや風習など、なじみ深いものを通して、学問的な知識へと昇華させてみるのも素敵ですね。