千葉県松戸市にあるアトリエ金澤陶芸教室。主宰の金澤信子先生は、陶芸作家として独立して40年近く活躍するベテラン先生です。ガス窯、電気窯をはじめ、充実した設備や道具がそろうアトリエで行われるレッスンは少人数制。生徒さんたちはのびのびと作陶に励んでいます。
「1回のレッスンはおよそ3時間。生徒さんたちはおのおの好きなペースで作品づくりを楽しんでいます。陶芸は、土練り、成形、削り、素焼き、絵付け、釉薬がけ、本焼と、さまざまな工程がありますが、どれも集中力を要します。線一本描くのにも、だーっと汗をかくくらい、集中するんですよ。そんな時に、蚊がブーンと耳元で飛んでいたり、蚊に刺されてしまってかゆみで集中力が途切れたりしたら、とても残念ですよね。だから、“蚊”はお教室の夏の悩みごとのひとつ。どうしたら蚊を寄せつけないで、快適に、安心して生徒さんに陶芸に集中していただけるのかと、毎年頭を悩ませています」
お教室にはエアコンを備えているものの、削りの作業では粉が舞ったり、絵付けの際に使うテレピンという材料はにおいがきつかったりするので、どうしても換気が必要になるそう。また、釉薬づくりや鉋研ぎ、スプレーガンでの薬剤噴霧などは屋外での作業になるので、レッスン中はお教室と屋外を行ったり来たり。出入り口の扉を開け放していることも多く、蚊が入りやすい環境になってしまうのは避けられないそうです。
「これまで、置くだけのタイプのものや、スプレー式のものなど、いろいろな蚊よけグッズを試してきましたが、やはり昔ながらの蚊とり線香が一番頼りになる気がします。でも、うちのお教室は女性の生徒さんがほとんど。においを気にされる方も多いです。『アース渦巻香(香りつき)』のように、好きな香りを選べるのは女性にとってうれしいですね。線香の色も、カラフルできれい。今までの蚊とり線香のイメージがおしゃれに変化していて、とてもおもしろいと思いますね。最近では、夏になると“蚊遣り器(蚊とり線香の受け皿)を作りたい”という生徒さんが増えているんですよ。蚊とり線香がインテリアに馴染むように、とか、コンパクトかつ灰が外に落ちないように、とか、生徒さんたちはそれぞれ工夫して作っています。そんなところからも、蚊とり線香がおしゃれに変化していることを感じますね」
お教室がお休みの日には、ご自分の作品づくりのために、一日中アトリエに籠って作業することも多いそう。そんな時も、1巻で約7時間もつ『アース渦巻香(香りつき)』は先生の味方に。
「自分の作品づくりの際は時間を忘れて作陶に没頭することが多いですが、『アース渦巻香(香りつき)』は7時間も持つから安心して作業に向かえますね。窯焼きの作業も1日がかりの長丁場ですが、焼いている間もずっとつけっぱなしにできるなら、窯の様子を見に来た時にも蚊に刺されずにすみますね。これから本格的になる夏、『アース渦巻香(香りつき)』はアトリエに欠かせないアイテムになりそうです」
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屋外の作業に携帯
釉薬がけなど、屋外での作業時は、携帯用の
線香皿を腰にぶら下げています。蚊が
近寄らず、安心して作業に取り組めます。 -
焼き窯スペースの蚊対策
窯焼き作業の際、窯の温度は1300℃近くに。教室全体がとても暑くなるため、
換気が必須なのだとか。 -
玄関を開放しても安心
人の出入りや換気のために、扉を開け放つことが多い玄関。アース渦巻香が、蚊から生徒さんと先生を守ります。
私はエアコンよりも自然の風が好きなので、暑くても、窓を開けて陶芸を楽しみたいほうです。でも、蚊が飛んできたり、蚊に刺されてしまったりしたら、作業に集中できなくなると思いますし、せっかくの楽しい気分も半減。それに昨年はデング熱も流行りましたし、みんな蚊に敏感になっていますよね。お教室で蚊対策をしてくれるのはとてもうれしいです。
坂本陽子さん
蚊とり線香と言えば夏の風物詩。窓際に蚊とり線香が置いてあるだけで「夏」を感じますね。釉薬がけの作業などで外に出ることも多いので、蚊とり線香は陶芸には欠かせないアイテムではないでしょうか。でも、蚊とり線香の独特なにおいはちょっと苦手、という人も多いもの。『アース渦巻香(香りつき)』ならアロマのように気軽に使えますね。
川井田光枝さん